クリエイターとの共演♪日本を代表するゲーム会社ネクソンで開催
ワンダーメイクフェスミニは3つの会場で開催されています。2会場目の開催となる、ネクソン会場ではゲーム会社ならではの出来事やワンダーメイクフェスの開催を重ねてきての変化などが見受けられました。今回は以下の3つの特長についてご紹介したいと思います。
◎発表形式別に子どもたちのアピールスタイルが進化!
◎フェス連続受賞者による子ども審査員&スペシャルプレゼンが面白い
◎ITやものづくり系企業ならではの子どもたちへの未来設計
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イベント
【2018年9月29日(土)】
ワンダーメイクフェスは、LITALICOワンダーに通うお子さんによる作品発表、協力企業によるテクノロジー体験ブース、ワークショップなど、IT×ものづくりに興味のある全ての方が楽しめるイベントです。
今年は3会場・3日程に分けて、より規模が小さくアットホームな「ワンダーメイクフェスミニ」を開催しました。
今回は29日(土)に開催した株式会社ネクソン会場(以下 ネクソン会場)のワンダーメイクフェスミニのレポートです!
◆そのほか会場の開催レポート⇒N高等学校横浜キャンパス会場|グーグル合同会社会場
ワンダーメイクフェスミニは3つの会場で開催されています。2会場目の開催となる、ネクソン会場ではゲーム会社ならではの出来事やワンダーメイクフェスの開催を重ねてきての変化などが見受けられました。今回は以下の3つの特長についてご紹介したいと思います。
◎発表形式別に子どもたちのアピールスタイルが進化!
◎フェス連続受賞者による子ども審査員&スペシャルプレゼンが面白い
◎ITやものづくり系企業ならではの子どもたちへの未来設計
今回も【プレゼン発表】【ブース出展】【ポスター展示】(※1)という3つの発表形式で子どもたちが発表を行いました。ワンダーメイクフェスに何度か参加したことある子は、プレゼン資料に動画を入れたり、制作物に合わせた衣装を用意して観客を楽しませたり、ブース内に名刺や特設看板を用意するなど、観客のことを考えた工夫を凝らしている子に多く出会うことができました。
また、初参加であっても「どうしてこのロボットをつくったのか」「次はどんなゲームをつくってみたいのか」など、ただの作品発表に留まらず、その背景や将来についてもポイントを押さえて発表したり、マイクをつかっての会場全体へのアピールタイムで自分のロボットをわかりやすく紹介して会場を沸かせる子もいたり、と大いに盛り上がりました!
そのほかにも運営側が想像もしていなかった作品や、前回の反省を活かしたストーリーのある作品もたくさん見られて、開催を重ねてきたからこそ、発表の仕方や作品により自由な発想が生まれてきていることを実感しました。
※1
プレゼン発表:ステージ上でプレゼン資料や動画で、ゲームやロボットの紹介を行う発表形式。一度に大勢の観客に自分の制作物のこだわりポイントを伝えられることが特長。
ブース出展:決められたブース内で制作物を紹介する発表形式。凝った装飾で目立たせたり、実演を通して観客に楽しんでもらいながら発表できることが特長。
ポスター展示:決められたサイズのポスターによる展示での発表形式。写真や文章など、ビジュアル重視で伝えることが可能。会を通して展示するため、多くの観客の目に触れることが特長。
ネクソン会場の特別コンテンツとして、過去のワンダーメイクフェスにて受賞歴のある子どもたちが「子ども審査員」として参加し、過去の制作物を紹介してもらうスペシャルプレゼンが行われました。
今回はクリエイターネーム「マックス」「mugipi」「Cola」の3名が参加し、プレゼン発表会場にて、普段の制作中に意識していることや作品を面白くするアドバイスなどを行いました。
スペシャルプレゼンでは、過去のワンダーメイクフェスで発表してきた作品の変遷それぞれにプレゼンし、マックスさんは会場を巻き込んで参加型のプレゼンで会場を盛り上げ、mugipiさんは動画で制作過程でスキルアップしたポイントを動画でわかりやすく解説し、Colaさんは自身のものづくりに対する向き合い方やロボット製作における考え方などを紹介しました。
今回、はじめての試みとなった子ども審査員&スペシャルプレゼンですが、参加した子どもたちや観客からの反響も高く、次回以降も導入を予定しています。
ネクソン会場ならではの特長として、審査員として株式会社ネクソンよりモバイル事業本部プロダクションチームの岩澤 泰洋さんら、現場で活躍するクリエイターのみなさんに参加いただき、子どもたちにゲーム開発や企画の面での活きたフィードバックをしていただきました。株式会社アフレルやハックフォープレイ株式会社など、ITやものづくり系企業のみなさんにも審査員務めていただくことで、子どもたちの作品の優れたポイントやそれを実社会の中でどのように活かすことができるかを伝えていただきました。
そのほかにもワンダーメイクフェスミニでは、多くの協力企業さまによるブースやワークショップが実施され、子どもたちは、最新のテクノロジーツールやガジェットに触れることができました。
子どもたちは、ワンダーメイクフェスミニを通じて、「好きなことを仕事にする」「得意なことを極めていく」ことの面白さや魅力を実際に働く大人たちの言葉から感じることができました。
ワンダーメイクフェスは、毎回「こどもスタッフ」のおかげで開催できています。
当日写真撮影して、受付でリアルタイムスライドショーを流したカメラマン。司会として会場を盛り上げてくれた司会補助。会場の装飾を手作りでつくって、会場の雰囲気を「フェス!」にしてくれた会場装飾。笑顔で来るお客さんを迎えてくれた受付補助。企画の運営を手伝ってくれたワークショップ企画。
合計49名のこどもスタッフがスタッフとしてフェスを支え、盛り上げました。
LITALICOワンダーは、参加したお子さんや観に来たお子さんが自分らしい挑戦ができたり、新しい体験や人と出会えたりする場としてワンダーメイクフェスを開催しております。
今年も3会場合計900名以上のお子さんがフェスに参加してくださり、2600名以上のお客様が観に来てくださいました。
まだまだ力不足な部分も多いですが、イベントが少しでもお子さんの世界を広げることに貢献できていれば幸いです。お客様の応援やご協力なしではなりたたないイベントとなので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、会場をお貸しいただいた株式会社ネクソン様、審査員としてご参加くださった企業・団体の皆様、企業ブースやワークショップにご協力いただいた関係者の皆様、そして、発表者や子どもスタッフとしてワンダーメイクフェスを盛り上げて下さった参加者と保護者の皆様、心より感謝申し上げます。
皆様のお力添えで、今年も無事にフェスを開催することができました。本当にありがとうございました。