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ワンダーメイクフェス9開催レポート

 

子ども向けプログラミング教室「LITALICOワンダー」では、「子どもたちが観客の前でプレゼンをする」「自分のつくった作品を展示する」「スタッフとしてイベントに参加する」などができるイベント、「ワンダーメイクフェス」を定期的に開催しています。

 

「ワンダーメイクフェス」のコンセプトは「『みんなが主役』のIT×ものづくり発表会」。

子どもたちは自分でつくったゲームやロボット作品の魅力を伝えるために、スタッフと一緒に創意工夫し、何度も練習を繰り返して本番に臨んだり、スタッフの一員となったりしてイベントを盛り上げます。

 

今回はワンダーメイクフェス9の模様を写真と共にレポートしていきます。

 

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ワンダーメイクフェスとは?

『みんなが主役』のIT×ものづくりの祭典

ワンダーメイクフェスは、IT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」が開催する、『みんなが主役』のIT×ものづくり発表会。
子どもたちは自分の作品を展示やプレゼンといったかたちで発表したり、ほかの子どもの作品に触れたり、スタッフとして参加したりと新しい出会いや体験を楽しむためのイベントです。

今回の「ワンダーメイクフェス9」では、オフライン・オンライン会場で3日間開催され、会場には多くの方が来場し、賑わいを見せていました。

 

ワンダーメイクフェスの見どころ

今回のワンダーメイクフェス9では、オンライン・オフライン会場で4つの取り組みが行われました。

(1)プレゼン発表
(2)ブース出展
(3)オンライン発表(プレゼン・シェア&トーク・ワンダーTV)
(4)こどもスタッフ

それぞれ紹介していきます。

1.プレゼン発表

 

プレゼン発表では、大勢の観客が見守る中、子どもたちが自分でつくった作品の魅力を伝えます。自ら準備したプレゼン資料や作品動画を交えながら発表します。

発表後は観客から「ナイスストーリー」「ナイステクニック」「ナイスデザイン」「ナイスユーモア」の紙を掲げてフィードバックがあります。
また、アプリ開発など第一線で活躍するプログラミングの専門家からも直接フィードバックをもらいます。

 

2.ブース出展

 

ブース出展では、会場の一角に各自ブースを設け、訪れた子どもたちや保護者の方に作品を対面で発表します。
訪れた人は作品を手に取ったり、制作者と直接交流したりすることができます。

3.オンライン発表(プレゼン・シェア&トーク・ワンダーTV)

 

■プレゼン
子どもたちがビデオ通話機能を使って作品の発表を行います。
オンラインの発表でも、アンケート機能を使って観客から「ナイスアイデア」などリアルタイムでフィードバックをもらえるほか、コメント機能を使った質疑応答など、オンラインを活かした交流も行われます。

 

■シェア&トーク
子どもたちがパソコンの画面を共有しながら自分で作品の発表を行っていきます。発表者と家族だけが視聴できるので、発表に慣れていない子どもたちも気軽に参加することができます。

 

■ワンダーTV
子どもたちの作品をスタッフが紹介します。作品の動画を流しながら魅力やこだわったポイントなどを伝えていきます。

4.こどもスタッフ

 

発表するだけでなく、ワンダーメイクフェスの会場でこどもスタッフとして運営に携わることもできます。

こどもスタッフにはグッズクリエイター、司会アシスタント、受付アシスタントと3つの役割があり、それぞれの役割でイベントの盛り上げに一役買っています。

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ワンダーメイクフェス9開催レポート

ここからは2023年10月に行われたワンダーメイクフェス9の当日レポートを、写真と共にお届けします。
今回のフェスでは計1,000名以上の方が参加して、各会場大きな盛り上がりを見せていました。

プレゼン発表

 

今回のプレゼン発表には、会場とオンライン合わせて334名の子どもたちが参加しました。子どもたちは緊張しながらも堂々とした発表を披露。
発表後は観客から「ナイステクニック」などのフィードバックや質疑応答、審査員からの講評があり、会場は大いに盛り上がりました!

 

 

 

 

発表後には受賞者への表彰も行われました。審査員から賞状が送られてとても喜んでいます!

【参加者の声】

 

【クリエイターネーム:たいきんさん(小2)】
発表はあまり緊張せずに話すことができました。作品や発表の資料は自分だけでなく、スタッフさんにも協力してもらって完成させました。精一杯がんばったので準備した通りの発表ができてとてもよかったです!

特別プレゼン

 

特別プレゼンは、経験値の高いプレゼンターが、ハイレベルな作品や「そのひとりのストーリー」と題した自身の成長記録を語る発表です。
LITALICOワンダーで「経験してきたこと」「成長したこと」「今後挑戦したいこと」などを話してもらいました!

 

 

発表後にはプレゼンと同様に観客からのフィードバックや質疑応答がありました。
ほかの発表者の子どもから質問があり、同じクリエイターとして作品の仕組みなど真剣に質問している様子も見られました。

【参加者の声】

 

【クリエイターネーム:りゅうさん(小6)】
(発表順が1人目で緊張しませんでしたか?)いえ、最初のほうが緊張しないで発表できました!LITALICOワンダーに1年5ヶ月通っている中でつくってきた作品について話しました。
発表の資料はスタッフさんにも手伝ってもらって1ヶ月位かけてつくりました。LITALICOワンダーは今回のフェスで卒業しますが、これからもがんばります!

 

 

【クリエイターネーム:マックスさん(高1)】
LITALICOワンダーには6年通っていて、フェスは5~6回目だったので発表も緊張しないでできました。
以前は人見知りで人の目を見て話すことも難しかったのですが、何度もプレゼンを経験することでしっかりと話せるようになりました。今回発表した作品は未完成なので、次回のフェスでは完成品を見せたいと思います!

ブース出展

ブース出展では実際に作品を展示して、来場者やほかの通塾生に触れてもらうことができます。
ロボットをプログラミングで動かす様子を実演し、それについて感想や質問などをやり取りする様子が会場中で見られました。
ほかの子どもの作品に触れて、自分の作品づくりに活かそうという子どもも多かったようです。今回のブース出展には218名の子どもたちが参加しました。

 

 

 

ブース出展ではシールを使ってフィードバックを行います。観客は「デザイン」や「テクニック」などよかったと感じたシールを貼っていきます。中にはコメントを書き込んでいる方もいました。

 

 

こちらは「にみやま」さんがつくった自動販売機です。コインを入れてレバーを引くとお菓子が落ちてくるプログラミングがされています。
みんな興味津々で内部の仕組みについて知りたがる人が多くいました。

 

【参加者の声】

 

【クリエイターネーム:にみやまさん(小6)】
ブース出展の参加はとても楽しかったです!装置の仕組みを考えることが難しくて、家族やワンダーのスタッフにも協力してもらいました。
見に来てくれた人が楽しんでくれて、「この装置すごいよ」と言ってほかの人を連れてきてくれる人もいて嬉しかったです。次も実際に使えるものをつくろうと思っています。

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こどもスタッフ

作品の展示やプレゼン以外にも、LITALICOワンダーの通塾生がこどもスタッフとして運営に携わっています。
司会アシスタント・受付アシスタント・グッズクリエイターという役割があり、子どもたちはワンダーメイクフェスを盛り上げるために一生懸命自分の役割に取り組んでいました。

今回は20名の子どもたちが参加しました。

 

 

司会アシスタントでは、発表者に残り時間を知らせたりマイクを運んだりと大忙しの様子でした。

【参加者の声】

 

【クリエイターネーム:99857さん(中2)】
会場の飾りつけをこどもスタッフでつくっています。まだ発表や展示できる作品がなかったので、こどもスタッフをやりたいと伝えました!LITALICOワンダーではゲームや3Dモデルの作成をしていて、次のフェスでは自信が持てるゲームをつくれたら展示や発表に挑戦したいです。

オンライン

今回のワンダーメイクフェスは会場だけでなくオンラインでも開催。インターネットのビデオ通話機能を使って、スタッフによる子どもの作品の紹介や子どもたち自身がプレゼンを行うなどさまざまな形式で行われました。

プレゼン発表

 

 

プレゼン発表では、発表者が自分でつくったゲームやロボットの内容や魅力を観客に紹介しました。
作品が動いているところを動画に撮って自分で編集をし、こだわったポイントを解説するなど工夫を凝らしたプレゼンが行われ、観客もアンケート機能やコメント機能を使って感想や質問を送るなど大盛り上がりでした。

 

 

【クリエイターネーム:TAKEさん(小6)】
過去にも2回発表したことがあったので、やりやすかったです!緊張もせず楽しくできました!発表の準備は1週間くらいかかって、文章の書き方などをスタッフに手伝ってもらいました。
前回はScratch(スクラッチ)でつくったゲームだったのですが、今回初めてUnity(ユニティ) を使ってゲームをつくってみて大変でした。次につくるゲームはまだ決まっていませんが、これからもがんばります。

ワンダーTV

 

ワンダーTVでは、LITALICOワンダーのスタッフがTV番組のように通塾生の作品を紹介していきました。
スタッフが技術的に優れているポイントなどを解説しながら作品の魅力を紹介するだけでなく、観客からもアンケート機能を使ったフィードバックもあり、オンラインを通じてみんなが参加できるコーナーでした。

シェア&トーク

 

シェア&トークは作品の発表だけでなく、対談形式でほかの通塾生とやり取りする時間も設けられました。
どういったプログラミングでロボットが動いているかなど、さまざまな質問が飛んでいて、発表者も丁寧に回答するなど通塾生同士の交流も活発でした。

【参加者の声】

 

【クリエイターネーム:シルバーさん(小5)】
発表は今回で4回目です。今回のロボットは普段やっているゲームからイメージを膨らませてつくりました。
剣を振る動きと、ロボットの頭につけた猫耳が気に入っています!次はLITALICOワンダーのテキストで見た「弓矢を射るロボット」をつくりたいです!

審査員の声

 

【株式会社e-Craft 額田一利 さま】

<プロフィール>
NTTドコモに入社後、先進技術研究所(現クロステック開発部)で基地局におけるエネルギー最適化研究を担当。その後、イノベーション統括部で新規事業(楽器演奏者支援サービス、embotなど)の立ち上げを担当。プログラミング教育であるembot事業をカーブアウトさせ、株式会社e-Craftを設立。

 

今回審査員をさせていただいて、教材をそのまま組み立てたのではなく、「自分がこうつくりたい」といった思いをもち、クリエイティビティを発揮した作品が多いことに感銘を受けました。
このことは現在社会で活躍している人にも共通している特徴なので、これからも「自分がつくりたいもの」や「人に喜んでもらえるもの」など思いをもってつくり続けてほしいと感じています。

まとめ

今回は2023年9月30日、10月8・9日に開催された「ワンダーメイクフェス9」のレポートをお届けしました。


ワンダーメイクフェスではプレゼン発表、ブース出展、こどもスタッフなど多くの参加形式があります。
何度もプレゼンに参加してベテランの風格があったり、まだ発表は早いけど「こどもスタッフ」として参加するなど、たくさんの子どもが活き活きと参加していました。

 

普段は離れた教室に通う子どもの作品に触れることもでき、真剣に質問をしている子どもも多くいて、次の作品へのモチベーションにもなっているようです。

LITALICOワンダー紹介

 

LITALICOワンダーは教室とオンラインで授業を展開する子ども向けのプログラミング教室です。

・ゲームやアプリを制作する「ゲーム&アプリプログラミングコース
・ロボットをつくってプログラミングする「ロボットクリエイトコース
・3DCGを作成する「3DCGコース」など

子どもの興味に合わせてたくさんの学び方を用意しています。

 

LITALICOワンダーでは同じコースを選んでも子どもの好きなことやプログラミングの習熟度などに合わせて最適な学びとなるように、オーダーメイドで授業を設計しています。

 

また、ワンダーメイクフェスをはじめとして作品を発表する機会を定期的に設けています。

作品をつくるだけでなく発表する機会もあることで、目的をもって作品づくりを行うことができ、人に伝える力も身につけていくことにつながります。
次回のワンダーメイクフェスは2024年2月23日・24日の開催を予定しており、ご家族だけでなく一般の方の来場も可能です。

教室・オンライン共に無料の体験授業を実施中です。「子どもがゲームやロボットが好き」「プログラミングに興味がある」という方は、お気軽にお問い合わせください。

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