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【事例紹介】オンラインゼミ 個別探求ゼミ

ホワイトハッカーになりたい!小さな後押しが、夢の実現と子どもの成長を加速させる

好きを将来に繋げる



LITALICOワンダーは、子どもの創造力を解き放つ、IT×ものづくり教室です。
プログラミングやロボットなどのテクノロジーを活用したものづくりの機会を提供しています。

子どもの「好き」や「やりたいこと」を尊重してものづくりに取り組む環境に身を置くことで、日常生活においても子どもが興味関心を持つことに主体的に取り組むように変わっていきます。しかし、その中で、保護者さまから以下のようなお悩みの声をいただくことがあります。

「好きなことはあるけれど、それを表現したり、何かしらの挑戦をしたいという気持ちにはならないみたいなんです」
「マニアックすぎて、親や友達はついていけないんです」
「好きなことには取り組んでいるけれど、将来に繋がるのか、意味があるのか不安なんです」



自分の好きなことに取り組んでほしい、できれば好きなことが将来に繋がってほしいという願いを持ちつつも、親として、それをどのようにサポートすべきかに困っている保護者さまは多いのではないでしょうか。
今回は、本人の好きを伸ばすことや、好きを将来につなげることに特化して新設した新コース(個別探求ゼミ)に通ったお子さんのストーリーをご紹介します。




探究に重点を置いた新コースの学び



新コースを監修するのは、本人の「好き」を伸ばすことで大学に入学できる入試形態であるAOや推薦など総合型選抜の対策塾を経営し、これまで多くの高校生のやりたいことに向き合い、伸ばしてきた講師です。LITALICOワンダーの理念に共感し、幼いころから好きを伸ばす教育の実現を目指して、今はお子さんたちに向き合っています。

2021年10月から新コースの授業を受けている、小学5年生の、クリエイターネーム:ななかちゃん。彼女はホワイトハッカーになることが将来の目標です。LITALICOワンダーでプログラミングを学習していた彼女は、新コースでの学びを経て、どのように進化していったのでしょうか?

▼ZOOMで行われる授業の様子


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個別探求ゼミでは、まずは、講師が様々な問いを立てることで、お子さんの「好き」や「やりたいこと」を引き出し、深掘り、明確化にしていきます。
ななかちゃんの場合、ホワイトハッカーという職業に憧れた理由や、ホワイトハッカーという仕事の内容、目標への解像度がどれくらいかなどを、一緒に確認していきました。
子どもの力は無限大で、質問をすると、どんどん考えて、回答をもらうことができます。
質問の中で「どこで、どんなことに取り組むホワイトハッカーになりたいかわからない・あまり考えてこなかった」ということが見えてきました。


▼以下、会話例

「具体的にどんなホワイトハッカーになりたいの?」

「すごいハッカー!」

「ななかちゃんにとってすごいって何?」

「たくさんお金稼いだり、世界レベルの重要なことに取り組んでいたりすることかな?」

「つまり、世界レベルの問題に取り組んでいたりするってこと?」

「そうかも」

「じゃあななかちゃんはどんな問題に取り組みたいの?」





Learn how to learnで自分で自分を進化させる



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個別探求ゼミでは、将来の目標に向けた学び方や考え方、調べ方などを重点的に教える、「Learn how to learn」の考えを重視しています。

Learn how to learnとは、「学び方を学ぶ」という意味です。知識や正解を当てる教育では、自分の将来の夢や、好きを突き詰める方法を知ることは中々できません。自分の好きを伸ばす方法を知り、小さな後押しさえあれば、熱い想いがある子どもたちは自分で考え、行動していきます。

簡単なところでは、自分の興味分野の本を買って読んでみること。他にも、同じ興味や目標を持つ友達を見つけ、同じコミュニティに所属してみることや、自分の目標について教えてくれる専門家の先生/師匠を自分で探し、彼らから学びを得るなど、「自分の好きなことの学び方」を教えていきます。

ななかちゃんにも、このようなヒントを出したうえで好きの深め方について聞くと、みるみるアイディアが出てきました。後はそれを3か月でできることに落とし込んで、実行するだけです。






東大の教授と1対1で面談!?


個別探求ゼミの中で、ななかちゃんは、ホワイトハッカーに関する記事や本を自分で調べて考察をまとめたり、LITALICOワンダーにメンターとして所属し情報セキュリティを専攻している大学生にインタビューするなど、徐々に目標への解像度を上げていきました。

3か月の経験の中でも、最も刺激的な事例について、紹介します。

「師匠を見つけてみよう」と教えると、ななかちゃんは自分で調べて、東京大学の教授や、慶應大学の先生を見つけて教えてくれました。二人とも、サイバーセキュリティに関係する研究をしています。
二人の教授のプロフィールや書いた書籍、論文などを、コーチと一緒に読み進めていく中で、「直接質問してみたい」ということになったので、インタビューメールの書き方を一緒に調べて、書きあげました。
緊張しながら送ると、、なんと!すぐに返事がきて、ZOOMで人生相談や教授の研究の質疑応答ができることになりました!

教授は、AIを利用したサイバーセキュリティの研究をしています。ななかちゃんは、インタビュー前にAIが発達すればホワイトハッカーは不要になるのか?などの問いや自らの考えを準備してインタビューに臨みました。

▼ななかちゃんが準備したインタビュースライド
ななかちゃんが準備したインタビュースライド


▼実際の質疑応答例

「どうしたら、より優れたホワイトハッカーになれますか?私は、英語でコミュニケーションができ、国際現場で活躍できることが重要だと思います」

「コンピューターや攻撃の仕組みについての知識はもちろん、攻撃を見抜くための高い判断力を持つ必要があるね。あとは、グローバルに活躍することを目指したり、国家間のサイバー攻撃などに携わりたいなら、偏った知識だけでなく、国際情勢などについても理解が必要だね。ハッカー側になって、犯罪にならない程度で色々なものに攻撃を仕掛けてみる経験をしてみたらいいかもね!」



インタビューでは、その道の第一人者から、AIにできること、現在の限界や、今後の可能性などを教授から直接教わることができ、ななかちゃんにとって非常に大きな経験になりました。
また、インタビューの最後には、ぜひ大学で待っているよとの声をかけてもらうこともできました。






「好き」の探求は終わらない



ななかちゃんの「ホワイトハッカーになりたい」という思いは、行動と共に、今も日々進化を続けています。ホワイトハッカーの代わりとなるような優れたAIやソフトを作り、様々なデバイスに搭載されることを目指したい!また、国家間のサイバー攻撃にも問題意識を持ち、サイバー空間上の国際法などのルール作りや、ルールが守られるためにどうすればいいか考えようとしています。

毎回の授業では、次回までの課題や調べものも提示します。物事の調べ方や、考え方や、学び方を教わり、実際にやってみる体験を通して、少しずつ自分で自分に必要な学びを手に入れる力がついていきます。
そのような探求型の学びを続けることで、ななかちゃんのように、「好き」が深まり、「将来」への解像度が高まっていくと私たちは考えています。

子どもの「好き」には無限の可能性が秘められています。
好きに向き合い、問いを立てて考えを促し、学び方や深め方を教えられれば、子どもたちは自分から学びや好きなことに取り組みます。
普段の授業で高めた好奇心や、好きな気持ちを、新コースで更に深めてみませんか?


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※本記事で紹介されているのは、LITALICOワンダー内で新設された通塾生向けの限定コースです。
こちらのコースは通塾いただいている方のみが受講可能となっています。ご了承ください。

※LITALICOワンダーの体験・通塾をご検討される方はこちらのページをご覧ください。

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