3Dプリンターについて
-
3Dって?
「3次元」を意味する「3(Three) Demensional」の略で、縦と横の他に「奥行き」を足した立体空間を意味しています。遊園地などのエンターテインメントの分野で「飛び出して見える」ような仕掛けや、まるで本物のような質感の恐竜や現実ではありえない動きなどの合成、インテリアや建築・身の周りの製品の立体的なデザインを行うことに利用されています。
-
子ども(小学生)でもつくれるの?
立体のデザイン・3Dプリンターの利用については知識は必要ですが、最近は子どもが利用できるシンプルなデザインツールも多く存在しており、小学生からでも自分のオリジナルの造形・3Dプリンターでの出力が可能です。もともとブロックなどで遊んでいたり、3Dで表現されたゲームや映画などに慣れている場合も多いことや、立体デザインがデータであることから、世界中で作品が共有されており、無数にあるデザインの中から興味のあるものを選んで参考にするなど、テーマが尽きることはありません。
3Dプリンターやレーザーカッターなどのデジタル工作!デジタルファブリケーションコース(小学1年生~高校生) -
3Dプリンターってどういう原理?
3Dプリンターの出力の原理は材料によりさまざまです。現在もっとも一般的なものは紐状に引き伸ばされたプラスチックを熱で溶かし、上から1層ずつ積み上げていく方式(熱溶解積層方式)で、多くの企業またはオープンソースコミュニティで開発・販売されています。他にも紫外線で固まるプラスチックの液体から造形する方式や、粉末にインクを吹き付けて固めていく方式など、材料の特性や目的・強度・精度などにより選択されます。
-
3Dプリンターって?
一般的な「プリンター」は「平面」の紙にインクを吹き付けることで表現をしますが、3Dプリンターはパソコン上で3D(立体)にデザインされたものを立体で出力することのできるデジタル工作機器です。多くは工業用でしたが、3Dプリンターの技術の特許が切れたことから家庭用の製品が爆発的に増え、現在では紙への印刷を行うプリンターとほぼ同額の製品も発売されています。