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プログラミング教育コラム

公開日:2022.10.18

  • エンジニア

エンジニアとは?種類や仕事内容は?エンジニアになるためのポイントをわかりやすく解説!

エンジニアとは?種類や仕事内容は?エンジニアになるためのポイントをわかりやすく解説!

「エンジニア」と聞くと、何を思い浮かべるでしょうか。

 

「パソコンや機械を扱う難しそうな仕事」「手に職があり高収入」「一日中パソコンに向かっている人」などというイメージがあるかもしれません。

 

実はそのエンジニアにもさまざまな業界や分野・種類があり、そして将来性があるとも言われています。

 

しかし子どもが将来エンジニアになりたいという希望を持っていても、「勉強が難しそう」「専門的な学校を卒業する必要があるの?」と気になる方もいるかもしれません。

 

この記事では、エンジニアの種類や仕事内容から年収、エンジニアになるために準備しておくといいことを、具体的にご紹介します。

エンジニアとは?

エンジニアとは?

 

エンジニアとは、ITや電気・機械などの技術に関する仕事をする人の総称です。

 

その分野は多岐に渡り、ITで言えば

 

  • パソコンをつくる人
  • その中のシステムをつくる人
  • インターネット通信をできるようにする人

 

など、さまざまなエンジニアがいます。

エンジニアの意味

「エンジニア」とは英語の「engineering(エンジニアリング)」から来ています。

 

エンジニアリングとは日本語では「工学」にあたり、「エンジニア」を直訳すると「工学をする人」という意味です。

 

それでは工学とはどのような学問を指すのでしょうか。

 

工学とは数学や化学を用いて有用な事物や快適な環境を構築することを目的とする学問で、文科省によれば「機械工学関係」「電気通信工学関係」などの大きい分類だけでも10以上、詳細な分類は数百種類におよびます。

 

エンジニアは、これらさまざまな分野の専門的知識と技術を仕事にしています。

エンジニアは今後ますます活躍する?

多くの分野が存在するエンジニアですが、中でも注目されているのは「ITエンジニア」です。

 

ITエンジニアはシステムやアプリなど、私たちの生活にも身近なものをつくっています。

 

スーパーマーケットやコンビニで無人レジが増えたり、学校の授業が自宅からオンラインで受けられるなど、社会のIT化は加速しています。

 

それにともない、ITエンジニアの需要は高まっていますが、同時に育成が追いついていない現状があります。

 

その結果、ITエンジニアは2030年には最大80万人近く不足すると経済産業省が報告をしており、国を挙げてIT人材の育成に励んでいます。

 

IT業界が日本に与える影響は大きく、総務省によれば2018年の国内生産額は99.1兆円と全体の10%近くを占め、日本のGDP成長率に対する寄与率は40%以上といいます。

 

この業界を支えるITエンジニアは、今後ますます重要とされる仕事の一つでしょう。

エンジニアとプログラマーの違いは何?

エンジニアの中でも、「システムエンジニア」という名前を聞いたことはあるでしょうか。

 

システムエンジニアとは「SE(エスイー)」とも呼ばれ、システム開発をする人のことです。

 

システム開発をする仕事には、他にも「プログラマー」があり、この名前も聞いたことがあるかもしれません。

 

システムエンジニアもプログラマーも、システムを開発する仕事です。その違いは何でしょうか。

 

一番の違いは作業工程です。

システムエンジニアは、システムをつくる際に、どのような機能が必要か、設計書をつくります。

プログラマーはその設計書に基づき、実際にシステムをつくります。

 

システムエンジニアは、どのような機能があるといいか、クライアントと会話することもありますが、プログラマーがクライアントと会話することはほとんどありません。

 

プロジェクトによっては、一人でシステムエンジニアとプログラマーを担当する場合もあります。

 

このように、エンジニアの仕事は分野や作業工程ごとにさまざまです。

エンジニアの種類と仕事内容は?

エンジニアの種類と仕事内容は?

 

ITエンジニアは将来にわたって期待されている注目の仕事です。

 

それではITエンジニアには、どのような種類があり、どのような仕事をしているのでしょうか。

 

すべてのご紹介はしきれませんが、代表的ないくつかをピックアップします。

 

開発系エンジニア

開発系エンジニア

 

開発系エンジニアは、システム開発が仕事です。つくるシステムはさまざまです。

 

例として、銀行のATMやマイナンバーといった社会生活に欠かせない重要なシステムから、通販サイトの便利な検索や購入の機能、楽しめるゲームアプリなどがあります。

 

開発系エンジニアの中でも、役割はいろいろあります。

設計書をつくるシステムエンジニア、実際につくるプログラマー、完成品に不具合がないか確かめるテストエンジニア(デバッガー)、AIに特化したAIエンジニアなど。

 

これからも新しい技術が生まれるにつれ、その分野に専門的なエンジニアが求められるでしょう。

 

これほどたくさん種類があると、どの開発系エンジニアを目指せばいいのかわからなくなるかもしれません。

 

その場合は、まずは自分がどのようなものをつくりたいのか、あるいはつくる過程でどのような作業が好きなのか、考えてみましょう。

 

すぐに決める必要はありません。

働きはじめたあとも、これまで勉強したこと、経験したことによって、求められる仕事は変わっていくでしょう。

興味があるところから、少しずつ勉強をはじめるのも一つです。

インフラ系エンジニア

インフラ系エンジニア

 

インフラ系エンジニアは、システムやネットワークを支える仕事です。

 

「インフラ」とは「Infrastructure(インフラストラクチャー)」の略で、社会生活に必要な基盤のことです。

 

例えば私たちの社会生活には、水道や電気がかかせません。

同じようにITインフラとは、通信ネットワークや、サーバー、セキュリティなど、ITに必要不可欠なものを意味します。(サーバーとは、データ保存をするコンピューターのことです)

 

インフラ系エンジニアの仕事は、システムをつくるわけではありませんが、非常に重要です。

システムがあっても、ITインフラが整っていないと使うことができないからです。

 

通販サイトで何かを購入するシーンを想像してみてください。

 

あなたは通販サイトを開こうとしますが、インフラ系エンジニアがいなければ、まずインターネットに繋がることができません。

 

繋がったとしても、サーバーエラーで見たいページが表示されません。

無事、購入できたとしても、登録したクレジットカードの情報が流出してしまうかもしれません。

 

このようにインフラ系エンジニアは、私たちがシステムを安全・便利に活用するうえでかかせない存在です。

 

具体的には、通信電波に必要な基地局や回線工事を担う「ネットワークエンジニア」、サーバーを構築・管理する「サーバーエンジニア」、システムのセキュリティ対策をおこなう「セキュリティエンジニア」などがいます。

 

インフラ系エンジニアもさまざまな仕事がありますが、いずれも期待されている分野ばかりです。

セキュリティの重要性は上がっていく一方ですし、通信ネットワークも2030年代には5Gの次である6Gが実装されると言われています。

営業系・その他のエンジニア

営業系・その他のエンジニア

 

開発系エンジニア、インフラ系エンジニア以外にもITエンジニアの種類があります。

ここでは営業系エンジニア、その他のエンジニアを紹介します。

 

営業系エンジニア

「セールスエンジニア」「技術営業」と呼ぶこともあります。

 

例えば自社の機器やシステムを営業するときに、技術的な知識がなければ、適切な提案や説明ができません。

セールスエンジニアには、営業のスキルとエンジニアの知識が必要です。

 

営業系エンジニアは、会社によって仕事内容が大きく変わります。

導入したコンピューターを定期的に訪問しメンテナンスする仕事や、トラブルが起きたときにかけつけて修理する仕事もあります。

 

いずれも、技術の知識をもってクライアントに対応する仕事です。

 

社内SE(エスイー/システムエンジニア)

開発系エンジニアの多くは、クライアントから受けた依頼をもとにシステムを開発します。

対して社内SEは、クライアントではなく自社のシステムを担当します。

 

仕事内容としては自社のシステムを開発することもあれば、自社内にあるパソコンやサーバー、ネットワークなど全般を管理することもあります。

 

院内SE(エスイー/システムエンジニア)

院内SEは、病院内のITに特化したシステムエンジニアです。

病院の中にも電子カルテや通信ネットワークなど、さまざまなITがあり、それらが安全に機能するよう管理するのが仕事です。

 

お医者さんや看護師さんが使う専門的な医療機械については、それぞれ開発したメーカーが担当しますが、病院内にあるパソコンやコピー機といった一般機器については、院内SEが担当することもあります。

 

このように、ITエンジニアには多くの種類があります。

 

どのITエンジニアになるのか、はじめから決める必要はありません。勉強をしたり、実務経験を重ねるうちに、見えてくるものもあります。

まずは興味があることから学んでいくことが大切です。

エンジニアの年収は?

エンジニアの年収は?

 

ITエンジニアの年収は、どのくらいなのでしょうか。

他の仕事と比べたときに、高いのか低いのか、将来性はあるのか、なども気になります。

 

公的な調査結果によれば、ITエンジニアの年収は高い傾向にあるようです。具体的に見ていきましょう。

 

「IT人材白書2020」は、IT技術を扱う人の年収を報告しています。

 

ITの中でも先端の技術を用いた仕事をしている人の年収帯で最も多いのは、「1000~1499万円」という結果でした。(先端のIT技術とは、ここではデータサイエンス、AI・人工知能、AR・VR、5Gなどを指します)

 

厚生労働省の調査では、令和3年の全体の平均年収は307.4万円とあります。一概に比較はできないものの、1000~1499万円は平均の3倍以上です。

 

それでは、先端ではないITの仕事をしている人の年収はどうでしょうか。

 

回答者の65.8%は「400万円以上」と回答しました。こちらも全体平均の307.4万円を大きく上回ります。

 

これらのデータは、あくまでも任意の回答であったり、平均です。ITエンジニアになれば平均以上の年収が得られるかと言うと、実態はさまざまでしょう。

 

しかし、ITの発展は国を挙げて進めている施策の一つです。

 

その鍵を握るITエンジニアは、人員不足が予測されていることからも、将来性の高い仕事と言えるでしょう。

エンジニアに資格は必要?

エンジニアに資格は必要?

 

ITエンジニアにはさまざまな種類があり、そして将来性について紹介しました。

 

それでは、そのITエンジニアになるために必要な資格はあるのでしょうか。

 

実情としては、あったほうがいいものの、必ずしも資格がなければ目指せないわけではありません。

 

なお、ITエンジニアではなく機械・電気系のエンジニアを目指す場合は、高校や大学での専門的な学部の卒業者が求められることがほとんどです。

 

ITエンジニアの場合も機械・電気系や情報系の卒業者であれば歓迎されますが、文系からITエンジニアになる人もたくさんいます。

 

ITエンジニアで代表的な国家試験は、「ITパスポート」と「基本情報技術者試験」です。

 

どちらも国家資格で、ITエンジニアになるとすれば、まずこれらの取得を必要とする企業も少なくありません。

 

ただし、必要なスキルや資格は、たくさんあるITエンジニアの仕事の中から、どういった仕事をするかにもよります。

入社してから、または仕事をしながら取得する人もいます。

 

これからITエンジニアを目指すのであれば、資格取得に急ぎすぎず、より詳細な仕事内容や業界トレンド、言語など、興味があることから学ぶのも一つです。

 

エンジニアになるには?

エンジニアになるには?

 

ITエンジニアを目指すにあたって、早くから身につけておくといいスキルがあります。その一つがプログラミング的思考です。

 

プログラミング的思考とは、「自分が思い描いた一連の動きを実現するために、関係する要素をどのように組み合わせていくのかを論理的に考えていく力」のことです。

 

例えば、Tシャツを着たいとします。

大人は意識せずすんなりと着ることができますが、一人ではじめて着ようとする子どもからすれば、裏表や前後ろをどのタイミングで確認するか、腕と首どちらから通すか、通す際はどの部分を持てばいいのかなど、試行錯誤が必要です。

その際に論理的に試行錯誤する力を、プログラミング的思考と言います。

 

プログラミング的思考は、どの仕事でも役に立ちます。ITエンジニアの場合はなおさらです。

 

システムや機械は、それぞれが指定されたルールにのっとって動作します。

では、どのようなルールで動いているのか。そして動きを変更したい場合は、どのようなルールにするといいのか。

 

ITエンジニアはプログラミング的思考を使うことで、システムや機械をよりうまく開発・活用できるようになります。

 

文部科学省はプログラミング的思考を「将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力」とし、小学校教育にも取り入れています。

プログラミングを学ぶならLITALICOワンダーがおすすめ!

 

プログラミング的思考を伸ばすためには、実際にプログラミングをしてみるのもおすすめです。

 

プログラミングとは、コンピュータを動かす為の指示を順番に書く事を言います。

プログラマーの人たちはプログラミングによってシステムを開発します。

 

難しそうに感じるかもしれませんが、機械向けの言語はさまざまあり、中にはプログラミング学習教材として5歳前後の子どもが感覚的に操作できるものもあります。

 

プログラミング教室のLITALICOワンダーでは、5歳から高校生までの子どもが、年齢やスキルに応じてプログラミングを楽しんでいます。


自分だけのオリジナルゲームを制作することで、プログラミングスキルはもちろん、個性や創造性を発揮し、自分らしさを育てることができます。

オンライン教室もあります

LITALICOワンダーには、オンライン教室もあります。

通える教室もありますが、近くに教室がない場合や、自宅で集中して取り組みたい、自宅のほうがリラックスしてできる、という場合は、オンライン教室もおすすめです。

どちらがいいのか悩ましいときは、ぜひご相談ください。

無料体験も可能です

LITALICOワンダーでは無料体験も受け付けています。

プログラミングでのゲーム制作を、子どもが楽しめるか気になる保護者さまもいると思います。

また、講師との相性も非常に重要です。

ぜひ一度、無料体験を通して子どもが気に入るか試してみてください。

エンジニアのまとめ

 

エンジニアとは、ITや電気・機械といった、技術に関する仕事をする人を言います。

 

その中でもIT分野を担うITエンジニアは、今後の成長が期待されています。

 

データサイエンス、AI・人工知能、AR・VR、5Gといった先端技術を扱う人の年収は、1000~1499万円が最も多いという調査結果もあります。

 

また、ITエンジニアになるには専門的な技術や知識を必要とするため、需要は高まり続け、2030年には最大80万人近くが不足すると、経済産業省は報告をしています。

 

ひとことでITと言っても、分野や仕事は多岐にわたります。

システムエンジニアやプログラマーのような開発系エンジニアや、ネットワークエンジニアやセキュリティエンジニアのようなインフラ(基盤を支える)エンジニアなど、さまざまな仕事が存在します。

 

将来的にどのエンジニアになることを目指すのか、急いで決める必要はありません。

まずは興味のあることから学んだり、順序立てて論理的に考える力であるプログラミング的思考を伸ばすことも大切です。

 

プログラミング教室のLITALICOワンダーでは、自分だけのオリジナルゲーム制作を通して、プログラミングスキルとプログラミング的思考を伸ばすことができます。

 

なによりも自分のイメージを試行錯誤しながら形にしていく面白さは、子どもの好奇心や自己肯定感を育みます。

オンライン教室や無料体験もあるため、ぜひ一度体験してみてください。

 

参考文献

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