ロボットづくりで培った課題解決力
海野円花(うんの まどか)さん
ロボットテクニカルコース・
LITALICOワンダー 吉祥寺
幼少のころからレゴが大好き!作品づくりでわからないところは自分で動画共有サイトを検索して解決することも多いそう。
完成したレゴ作品を紹介する解説動画の撮影にもハマっている。LITALICOワンダーのほか、
パルクール、ダンスにも夢中なアクティブガール。
レゴブロック好きの娘のやりたいことに存分に応えてくれる環境
ーーLITALICOワンダーに通うことになったきっかけがあれば教えてください。
娘は4歳頃からレゴブロックが好きで、小学校に上がった頃には動画共有サイトなどで見たのか、レゴブロックでモノを動かす仕組みに興味を持ちはじめました。
最初は私が一緒にやっていたのですが、娘が望むことが高度になってきて、こういったことを教えてくれる教室を探し始めたんです。いくつか他の教室も見学に行き、最終的にLITALICOワンダーでお世話になろうと決めました。
ーー最終的にLITALICOワンダーを選んでいただいた決め手はありましたか?
たとえば「からくり金庫を作りたい」「押すとロックされる仕組みを作りたい」など、当初から娘はやりたいことが明確だったので、自分でつくりたいものを自由に考えてそれを形にしていくというLITALICOワンダーのスタイルが合っていると思ったからです。
体験授業に参加して娘が好きなことを存分にやれる環境があるなとも感じました。他の教室は、カリキュラムに沿ってみんなで同じものをつくるというスタイルがほとんどだったので。また、教室の開放的な雰囲気や先生方の明るい印象も素敵だなと感じましたね。
ーー当初LITALICOワンダーに期待されていたことを教えてください。
自分が作りたいものを作り上げるという過程には、一筋縄ではいかないこともあると思います。どうしてうまくいかないのか、課題を自分で見つけて、それを解決する方法を探す…というなかで、諦めない心を育んで欲しいと思っていました。
先生がハードルを一緒に乗り越えてくれたことが自分の殻をやぶるきっかけに
ーー実際に通われるようになっていかがでしたか?
もともと娘の好きなことなので、楽しそうに通っていました。ただ、娘は人見知りなので、先生に慣れるまでには時間がかかった方かもしれません。
ーー保護者さまから見て、お子さんはどうやってそういった時期を乗り越えたのでしょうか?
実は「ロボットはもういいかな」と言っていた時期もあったんです。でも、先生から「もっとこうしたら」というアドバイスをもらうことで、自分の中で完結してしまっていた世界がぐんと広がったようです。だんだんと娘の方から先生に分からないことを質問できるようになってきたのかなと思います。
「ボーリング場」の仕組みを制作していた時にはなかなかうまくいかず、苦労していました。それを先生が一緒に乗り越えてくださったのも大きかったようです。
ーーワンダーメイクフェスにも参加されたと伺いました。いかがでしたか?
オンライン開催のワンダーメイクフェスだったので、パソコンの画面の前で応援しました。
プレゼンテーションをする娘を初めて見たのですが、しっかりと発表できていて驚きましたね。家では全く練習していなくて、やる気あるのかなぁと思っていたので(笑)。聴く人に内容がしっかりと伝わるプレゼンテーションだったので、娘の成長を感じました。
LITALICOワンダーでしか体験できないことから、多くの学びを
ーー今後お子さんにはLITALICOワンダーでどのような学びを深めていってほしいと考えていらっしゃいますか?
これからも娘にはLITALICOワンダーでしか体験できないことから、技術的なことまで多くを学んでほしいです。また、通う前から身につけてほしいと思っていた「自分で課題を見つけて、解決する力」は何をするにも必要になると思うので、娘の強みとして育んでいってもらえたら嬉しいですね。
ーーお子さんは現在10歳(取材時)ですが、こんなふうに成長していってほしいという想いはありますか?
今はLITALICOワンダーのほかに、パルクールとダンスを習っています。全て娘の意思で始めたものです。今は特にパルクールに熱が入っていて、選手になりたいと話しています。
これからも変わらず、好きなものに打ち込んでいる姿を見ていたいです。ものづくりが好きで、クリエイティブなところは娘の長所だと思うので、それを伸ばしていってもらえたらと思っています。
ーーありがとうございました!
ご本人のコメント
小さい頃からレゴブロックが家にあって、それで遊ぶのが大好きでした。いろいろな組み合わせで、違うものがつくれるのが面白いです。
だから、LITALICOワンダーに初めてきたときには、レゴブロックのパーツや部品がたくさんあって、先生も優しく教えてくれて、本当にわくわくしました。でも、やっぱり緊張もしました。半年くらい経った頃から慣れてきて、今ではとても楽しく通っています。
LITALICOワンダーで1番楽しいことは、どんどんレベルを上げて作品をつくれることです。これまで自動販売機、ボーリング場、色を識別して動きが変わる二足歩行のペンギンロボットなどをつくりました。大変なことは、うまくいかなかったときにやり直しをすることです。特にプログラミングは難しいのですが、これからも自分がつくりたいと思うものをつくれるように頑張りたいです。
これまで2度参加したワンダーメイクフェスはとても緊張しましたが、しっかり発表することができました。他の参加者のみんなが、私が考えつかないことを発表していたんです。すごい作品をつくっていたりしたのもびっくりしました。真似してみたいなと思ったアイデアもありました。
私はLITALICOワンダー以外にもパルクールとダンスを習っていて、パルクールは、自分で考えて、自由に技を組み合わせたりするところが、LITALICOワンダーのロボット製作と少し似ています。
これからも自分のやりたいことをちゃんとできるようになりたいです。そのために、LITALICOワンダーでも、自分が分からないことは、積極的に先生に質問できるようになりたいと思います。
スタッフのコメント
まどかさんがLITALICOワンダーに通い始めたばかりの頃は、自分から質問したりということは少なかったかもしれません。でも、最初から作品に向かい合って、諦めないという強い気持ちがあったように思います。ちょうど半年くらい経った頃、私が担当ではなくなった期間がありました。戻ってみると作品のクオリティも、技術力も格段に向上。その成長にとても驚きました。
まどかさんが挑戦した作品のひとつが「ボーリング場」。技術的なハードルが高く、一緒に試行錯誤したことが強く印象に残っています。どんなに難しくても、妥協せずに「絶対にこれをやり遂げたい」という気持ちが伝わってきました。また、ワンダーメイクフェスで感じたのは、まどかさんの伝える力です。聴く人に興味を持ってもらうにはどうしたらいいかなどの視点を持ってプレゼンテーションの方法を考えていることにとても感心しました。
今もいろいろなことに興味を持っていて、そのひとつがここで学んでいることだと思います。ここでの学びから、まどかさんの得意なことをどんどん伸ばしてほしいです。これからもまどかさんの新しい挑戦を応援していきます。