最終更新日:2023.08.04
公開日:2020.08.05
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Unity(ユニティ)プログラミングで3Dゲーム開発!学習法や、子供がUnityを学ぶメリットを紹介
本格ゲームやアプリがつくれるUnity(ユニティ)を子供が学ぶ
「Unity」(ユニティ)とは、2D、3DゲームやVRアプリなどをつくることのできるゲーム開発ソフトウェア(統合開発環境・ゲームエンジン)です。
この記事では、Unity(ユニティ)の詳細や子供がUnity(ユニティ)を学習する際の学習法・メリットなどをご紹介します。
Unity(ユニティ)とは?
「Unity」(ユニティ)とは、2D、3DゲームやVRアプリなどをつくることのできるゲーム開発ソフトウェア(統合開発環境・ゲームエンジン)です。
プロのクリエイターも使用する実用性の高い開発ソフトウェアで、『Pokémon GO』などのゲームもUnity(ユニティ)で開発されました。
ゲームだけではなく、建築現場や医療の現場などでも利用されています。
パソコンがあれば、Unity(ユニティ)の公式ページからソフトウェアをダウンロードして無料で(個人利用の場合)使用することができます。
WindowsやMacで動くゲームだけでなく、Webブラウザ、ゲーム機、スマートフォンなどさまざまな端末で動くゲームをつくることができます。
ゲームの機能を開発するためには、プログラミング言語「C♯(シーシャープ)」を使ってコードを記述します。
また、コーディングの技術がなくてもアプリケーションを使用すれば簡単なゲームを制作できる機能もあります。
公式サイト内には、さまざまなチュートリアルも用意されています。
「Unity(ユニティ)で簡単にゲームが開発できる」って本当?
ゲーム制作に関心がある子供の場合、3Dゲームを開発できるとモチベーションは非常に高まるでしょう。
しかし、Unity(ユニティ)はプロが使うソフトウェアなので、初心者の小学生にとっては、決して簡単とは言えません。
まず、ソフトウェアの画面やボタンは基本的に英語で表示されています。
英語に慣れていない子供にとっては、画面の操作を習得するのにも時間がかかります。
また、「主人公や敵に特定の動きをさせる」などのプログラムを組みたい時には、「C#(シーシャープ)」というプログラミング言語を扱う必要があります。
また、希望する動きをさせるために、数学や物理の知識が必要になることも。
ゲーム制作の途中で挫折してしまったり、何をすべきかわからない状態になってしまったりしないようにするためには、サポートや工夫が必要です。
「Unity Playground」を利用すれば、コードの知識がなくてもマウス操作のみで2Dゲーム制作が可能です。
こちらは、初心者向けのゲーム開発環境といえるでしょう。
子供がUnity(ユニティ)を学習するメリットとは
子供がUnity(ユニティ)を学習することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
大きな達成感が得られる
比較的難易度の高い3Dゲームの制作に取り組むことで、大きな達成感を得ることができます。
また、「Unityインターハイ」のような小学生・中学生・高校生が参加しやすい全国コンテストも開催されています。
モチベーション高く学習できる
Unity(ユニティ)は、プロのクリエイターがゲーム制作等で使う開発ツールです。
本格的なツールを使用することで、モチベーション高くプログラミング学習へ取り組むことができます。
コーディングスキルが身につく
ゲームの機能を開発するためには「C#(シーシャープ)」などのプログラミング言語を使用するため、コーディングスキルが身につきます。
数学や物理などの知識が身につく
高度なゲームをつくるためには、数学や物理の知識が必要になることがあります。
テキスト?プログラミング教室?子供のためのUnity(ユニティ)学習法と、それぞれのメリット
Unity(ユニティ)を学習するための方法として、大人の場合はWebの学習サイトやコミュニティ、テキストなどがあります。
小学生・中学生がUnity(ユニティ)を学習するには、Unity(ユニティ)を学習できる書籍もしくはプログラミング教室もしくはがおすすめです。
Unity(ユニティ)を書籍・テキストで学習する
メリット
・費用が比較的安い
・自分のペースで学習できる
・親子で一緒に学べる
デメリット
・周囲にプログラミングに精通している人がいなければ、わからない時の解決が難しい
・プログラミングに慣れていない子供には難易度が高い
・飽きて辞めてしまう可能性がある
Unity(ユニティ)をプログラミング教室で学習する
メリット
・つくりたいゲームに向けて必要なスキルや知識を体系立てて学べる
・つまづいた時にフォローしてもらえる
・アイデアを自由に形にできる
・同じスキルレベルの内容を学んでいる友達がいる
デメリット
・Unity(ユニティ)に対応している教室が少ない
3Dゲームをつくりたい!Unity(ユニティ)が学べる子供プログラミング教室
3Dゲームが好きな子供がUnity(ユニティ)を学べるプログラミング教室には、「LITALICOワンダー」があります。
「ゲーム&アプリエキスパートコース」では、Unity(ユニティ)の学習が可能です。
対象年齢は小学3年生~高校生で、Unity(ユニティ)のほかにもHTML / CSSやJavaScriptを学ぶことができます。
またLITALICOワンダーでは、ワークショップも開催しています。
過去には、Unity(ユニティ)を使った3Dレーシングゲームの制作を行いました。
まとめ
Unity(ユニティ)はプロのクリエイターも使用するゲーム開発ソフトウェアであり、2D、3Dゲームなどを制作することができます。
Unity(ユニティ)をプログラミング教室で学習するメリットには、つまづいたときのフォローが受けられること・必要なスキルや知識を体系的に身につけられることなどがあります。
LITALICOワンダーの通塾コース「ゲーム&アプリエキスパートコース」では、Unity(ユニティ)の学習が可能です。
LITALICOワンダーの授業には決まったカリキュラムがありません。
子供それぞれのプログラミングへの興味や習熟度に合わせて授業を設計し、本コース専用の研修を受けたスタッフが丁寧にサポートします。
第一線で活躍しているプロのクリエイターから直接フィードバックがもらえる機会や、「ワンダーメイクフェス」というプログラミングコンテストに参加する機会があるのも特徴です。
子供がUnity(ユニティ)の学習を検討しているようなら、まずは無料で体験授業にご参加してみてはいかがでしょうか。
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監修LITALICOワンダー サービス開発グループ 和田 沙央里(わだ さおり)
監修
LITALICOワンダー サービス開発グループ 和田 沙央里(わだ さおり)2014年3月株式会社LITALICOに入社。5歳〜高校生の子どもたちが通うIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」の立ち上げで渋谷教室の開設当初から約3年間、300名以上の通塾生徒にプログラミングの指導を続けた。2016年度は総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業のプロジェクト責任者を務めた。現在はカリキュラム・教材開発に携わる。大学では発達心理学・教育心理学を専攻し、卒業後は都内の大手IT企業で金融系基幹システムの開発に従事、現職に至る。
著 :『使って遊べる!Scratchおもしろプログラミングレシピ』翔泳社
監修:『スラスラ読める UnityふりがなKidsプログラミング ゲームを作りながら楽しく学ぼう! 』インプレス社
監修:『子どもから大人までスラスラ読める JavaScriptふりがなKidsプログラミング ゲームを作りながら楽しく学ぼう! 』インプレス社