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プログラミング教育コラム

最終更新日:2023.11.14 
公開日:2022.11.10

  • プログラミング教育

プログラミング教育とは?必修化の目的・ねらいや子どものプログラミングの必要性を解説します

プログラミング教育とは?必修化の目的・ねらいや子どものプログラミングの必要性を解説します

近年、小・中学校や高校にプログラミング学習が導入されている影響もあり、「プログラミング教育」という言葉をよく耳にするかもしれません。

 

一方、「そもそもプログラミング教育とはどういうものなの?」や「なぜ、プログラミング教育が必修化されたの?」「プログラミング教育の目的・ねらいは?」など、プログラミング教育に関して、さまざまな疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか?

そこで、今回はプログラミング教育の内容や、必修化された理由や経緯についてお伝えしていきます。

 

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プログラミング教育とは?

プログラミング教育とは?と考える子ども

 

「プログラミング教育」を簡単に説明すると、プログラミング的思考(物事を順序立てて論理的に考える力)や、プログラミングの知識・技術を学ぶための教育のことです。

プログラミング教育の必要性

「プログラミング」と聞くと、限られた業界で働く人のみが持っている知識・技術と思われるかもしれません。

 

しかし、これからますますIT化が進んでいく社会では、コンピュータを理解し上手に活用していく力を身につけることは、将来どのような職業に就くとしても、極めて重要なことだと考えられています。

 

そして、社会のなかで主体的にプログラミングを活用するためには、コンピューターの仕組みをきちんと把握し、コンピューターがなんでもやってくれる「魔法の箱」ではないことを正しく理解しなくてはいけません。

 

プログラミング教育はそのようなことを理解するための、大切なきっかけや足がかりとなります。

 

実際に、日本において、小学校・中学校・高校でのプログラミング教育が必修化されたことからも、プログラミングが将来的に重視されていることがうかがえます。

プログラミング教育必修化までの流れ

国はプログラミング教育を必修化するために、開始の数年前から準備を進めていました。

 

2016年の段階では、すでに文部科学省の中央教育審議会においてプログラミングの必要性についての話し合いがおこなわれており、その後、学校への周知期間などを経て、ついに2020年から小学校でのプログラミング教育必修化がスタートしたという経緯があります。

 

プログラミング教育必修化までの流れ

 

プログラミング教育は、上記のように、小学校・中学校・高校で段階的に導入されました。

 

また、今後は、大学入試の試験問題にもプログラミングを含む「情報」の追加が予定されています。

プログラミング教育の内容

プログラミング教育が必修化されたといっても、小学生のうちから、英数字が並んだプログラミング言語の読み書きを覚えるわけではありません。

 

また、小学校の授業のなかに「国語」や「算数」のように「プログラミング」という教科が増えたわけではなく、すでにある教科のなかでプログラミング学習をおこなうイメージです。

 

「小学校プログラミング教育の手引書」のなかでは、小学五年生の算数の授業でプログラミングについて学習する例が挙げられています。

 

算数のプログラミング学習の例

出典:文部科学省

 

この授業では、正多角形の性質(すべての辺と角度が等しい)を理解するだけでなく、正多角形の作図を手動(分度器&定規を使用)とプログラミングの両方でおこなうことで、「プログラミングを活用すれば、簡単に図が作れる」ということに気付いてもらうねらいがあります。

 

また、プログラミングによる作図を通して、コンピューターへどのような順序で、どのような命令をすれば、思う通りの図を作成できるのかを学びます。

 

さらに、実際に角度や辺の長さなどの数字を入力することで、より深く正多角形の構成要素について理解することにも繋げていきます。

プログラミング教育の必修化の目的・ねらいとは?

な資質・能力を育むと記載されています。

 

プログラミング教育を必修化する目的・ねらいは、大きく下記の3つに分かれます。

 

  1. プログラミング的思考を育む(思考力、判断力、表現力など)
  2. 生活がコンピューターによって支えられていることに気付き、身近な問題解決のためにプログラミングを活用したり、より良い社会を築こうとしたりする態度を育む(知識および技能)
  3. 各教科のなかでプログラミング教育をおこなう場合は、各教科の学びをより確実なものにする

 

ひとつずつ、解説していきます。

プログラミング的思考を育む

プログラミング的思考とは、自分が想像する動きを実現させるために、「どのような順序&組み合わせでプログラムを組めば良いのか?」や「どう改善すれば良いのか?」などについて、論理的に考える力のことです。

 

たとえば、プログラミング的思考を育むことで、下記の力を得ることに期待できます。

ここでは「シチューを作ること」を例に記載します。

 

  • やるべきことを順序立てて考える
  • 物事を分解する力(例:シチューを作るための材料や道具は何を準備するか?作業の段取りは?)
  • 物事を抽象化する力(例:材料を切る・炒めるといった工程は、別の料理にも応用できる)
  • ベストな方法であるかどうかを分析する(例:味の評価や、作業時間・かかった費用などはどうか?
  • 方法を他に置き換えて一般化する力(例:シチュー作りの工程は、カレーや肉じゃがにも応用できる

 

上記に挙げた力は、プログラムを組むときはもちろんのこと、効率良く作業をしたり、達成したい目標があったりするときにも役立ってくれるでしょう。

プログラミングの知識および技能を身につける

文部科学省の「教育の情報化の手引き-追補版-(令和2年6月)第3章」には、プログラミングの知識および技能に関して、下記のような資質・能力を育むと記載されています。

 

プログラミングの知識および技能に関して育まれる資質や能力

 

小学校の時点では、プログラミングに関係する「気付き」が重視されていることがわかります。

 

本格的にプログラミングを活用するのは中学校・高校以降です。

しかし、小学校のときに学んだ内容が、その後のプログラミング学習に欠かせない要素になると言えるでしょう。

各教科の学びをより確実なものにする

算数や理科などの教科のなかで、プログラミングについて学習する場合は、各教科の学びをより確実なものにするねらい・目的があります。

 

つまり、「その教科への理解を深めるためにプログラミングを用いる」ということです。

 

例としては「プログラミング学習の内容」の欄で解説した、正多角形の作図が挙げられます。

 

この授業では、作図にプログラミングを活用することで「より深く正多角形の性質を理解する」というねらいがあります。

小学校のプログラミング教育は何年生から始まるの?

小学校のプログラミング教育は何年生から始まるの?

 

小学校のプログラミング教育は、「〇年生から始まる」と国が明確に定めているわけではありません。

 

また、「どのようなプログラミングの授業をおこなうのか」という内容に関しても、具体的に明記されていないため、各市町村の教育委員会や教育現場が詳細を決めて実施しています。

 

小学校でのプログラミング教育の事例は、文部科学省のWEBサイトで公開されています。

子どものプログラミングの必要性について

子どものプログラミングの必要性について

 

子どもにとって、プログラミングが重要である理由について、見ていきましょう。

大学入試に備えられる

プログラミングは、小学校などで必修化されただけでなく、ゆくゆくは大学の受験科目の「情報」のなかに含まれると言われています。

 

これまで、大学入学共通テストは、「国語」「数学」「英語」「理科」「社会」の5教科でしたが、2024年度(2025年1月)からは「情報」が加わり、6教科になる予定です。

 

そのため、小学生のうちからプログラミングを習うことは、受験対策にも繋がります。

将来の選択肢が広がる

プログラミングスキルを得ることは、将来的な選択肢を広げることにも繋がります。

 

まず、プログラミングは、アプリやソフト、家電やゲーム、企業や政府が使っているシステムなど、さまざまなものを開発するときに必要となるスキルです。

 

そして、将来的には、発展が目まぐるしいAI(人工知能)関連も含め、通信・ネットワーク、ハード・ソフトプログラム系を扱うIT人材については、2030年には最大80万人近くの不足になると経済産業省が調査報告をしています。

 

そのため、プログラミングに苦手意識がないだけでも「職業を選ぶときの幅が広がる」というメリットが得られるでしょう。

これからの時代に必要な「創造力」を養える

これからの時代に必要なスキルのひとつが、創造力(ゼロからイチを生み出す力)です。

 

今やテクノロジーが発展し、生活は便利になり、人がおこなう作業もロボットやAI(人工知能)が代わりにやってくれる時代になりつつあります。

 

このような時代の中では、ロボットたちにはできない「新しい価値を生み出す力」として、創造力が求められていくでしょう。

 

そして、プログラミングを通して、アイデアを考えたり、試行錯誤したりすることは、創造力を育てることにも繋がります。

 

また、学びの場は学校だけではありません。学校以外の習い事としてプログラミングが学べる、プログラミング教室があります。

プログラミング教室のなかには、子どもの創造力の育成に力を入れているところも多数あります。

プログラミングを身につけるならLITALICOワンダー

プログラミング教室で主体的に学ぶ子どもたち

 

LITALICOワンダーのプログラミング教室は、プログラミングの知識を学ぶだけでなく、子どもたち一人ひとりの「つくりたい」という気持ちを大切にしつつ、創造力やプログラミング的思考の育成をサポートしています。

 

具体的には、子どもたちが、ゲーム・アプリ制作やロボット作りを通して、思いついたアイデアを試したり、上手くいかなかった箇所を試行錯誤したりしつつ、のびのびと「つくる」活動に集中できる環境を提供しています。

 

また、LITALICOワンダーは、パソコンやプログラミングに慣れていない子どもも楽しく参加できるプログラミング教室です。

そのため、「早いうちから小学校や中学校のプログラミング教育に備えておきたい」とお考えの方にもおすすめです。

オンラインによる自宅学習も可能

オンラインでプログラミング学習をおこなう子ども

 

LITALICOワンダーのプログラミング教室は、東京・千葉・埼玉・神奈川にあります。

 

また、オンラインによる自宅学習にも対応しているため、どこに住んでいてもプログラミングの授業を受けることが可能です。

 

プログラミングのオンライン授業と聞くと「授業中、置いてけぼりにならないか」などと、不安になる方もいらっしゃるかもしれません。

 

LITALICOワンダーのオンライン教室は、スタッフ一人に対して、生徒は二人までの少人数制なので、わからない点があった場合もすぐに質問できます。

 

また、対面授業と同じように、しっかりとコミュニケーションを取りながら、楽しく学べる授業を提供しています。

プログラミングの無料体験もできる

プログラミング教室で学ぶ子ども

 

LITALICOワンダーのプログラミング教室は、無料体験授業を実施しています。

 

実際のプログラミングの授業を受けられるため「プログラミング教室ではどんなことをするのだろう?」「楽しく続けられるだろうか?」など、子ども本人や保護者の不安をすっきり解消できます。

 

無料体験授業は、各地にある教室だけでなく、オンラインからも参加可能です。

 

LITALICOワンダーのプログラミング教室や体験授業について、気になる点がある場合は、お気軽にお問い合わせください。

プログラミング教育のまとめ

プログラミング教育のまとめ

 

プログラミング的思考を学んだり、プログラミングの知識・技術を身につけたりするためのプログラミング教育は、すでに小学校や中学校で必修化されています。

 

プログラミングを学ぶことは「大学入試に備えられる」「将来の選択肢が広がる」「創造性が養われる」などメリットにも繋がります。

 

もしも、学校のプログラミング教育や将来に備えて、子供にプログラミングを学ばせたいと思ったら、プログラミング教室の活用も検討してみるのがおすすめです。

参考文献

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