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プログラミング教育コラム

最終更新日:2021.04.19 
公開日:2019.08.30

子ども(幼児~中学生)におすすめのプログラミング言語5選!メリット・注意点も解説

子ども(幼児~中学生)におすすめのプログラミング言語5選!メリット・注意点も解説

コンピュータソフトなど、コンピュータを動かすものをつくる際には、機械語を人間が理解できる言葉に置き換えた「プログラミング言語」を使用します。プログラミング言語には数多くの種類があり、現在300種類以上も存在するといわれています。その中で、小学生などの子どもが学習・利用することに適したプログラミング言語はどんな種類があるのでしょうか?

 

今回は、子ども(幼児〜中学生)におすすめのプログラミング言語4つの概要や用途をご紹介します。また、子どもがテキストプログラミング言語を学ぶメリットや注意点についても紹介しますので、中期的・長期的にどのようにプログラミングを学習していきたいか検討する際の参考にしてみましょう。

幼児におすすめのプログラミング言語 Viscuit(ビスケット)

幼児には、文字を使わないプログラミング言語がおすすめです。中でも、「Viscuit(ビスケット)」は直感的かつ手軽なプログラミング言語として人気があります。

 

Viscuit(ビスケット)は、難しい操作がほとんどありません。これまでプログラミングをしたことのない子どもでも、すぐにその楽しさを感じることができます。

Viscuit(ビスケット)の特徴

Viscuit(ビスケット)には、次のような特徴があります。

 

・自分で描いた絵を自分でプログラミングをして動かすことができる

・眼鏡型ブロックの左右のレンズそれぞれ絵を入れて、位置や見た目などの差によってプログラミングをことができる

 

幼いうちから文字を使わないViscuit(ビスケット)でプログラミングを学習することで、プログラミングの楽しさや可能性を早くから知ることができます。Viscuit(ビスケット)は子どもたちが創造力豊かに楽しむことができる工夫が随所にされており、遊びながら学習することが可能です。

子どもにとってプログラミングをより身近なものにするきっかけとして、Viscuit(ビスケット)は最適と言うことができるでしょう。

小学生・中学生におすすめのプログラミング言語① Scratch(スクラッチ)

多くのプログラミング教室では小学生・中学生向けのプログラミング学習にビジュアルプログラミング言語を使用します。

ビジュアルプログラミング言語とは、さきほど紹介したViscuitのように、マウスやタッチ操作を中心とした作業でプログラムを組むことができるプログラミング言語のことです。

ビジュアルプログラミング言語のメリットと特徴

ビジュアルプログラミング言語で学習する、主なメリットは以下の3点です。

 

 ✓ほぼマウスやタップの操作のみで、視覚的にプログラミングをし、実行することができる

 ✓プログラミングの知識がなくても、論理的思考力を身につけることができる

 ✓視覚的操作がほとんどなため、子どもが飽きずに楽しみやすい

 

約7000万人ものユーザーが使用しているビジュアルプログラミング言語が、「Scratch(スクラッチ)」です。

マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボのライフロングキンダーガーテングループが開発したプログラミング言語です。Scratch(スクラッチ)は無料で利用することができ、150以上の国と地域の小学校やプログラミング教室などの教育現場で子どもたちが使用しています。

子ども向けのプログラミング言語ではありますが、大人の利用者も多く存在します。

 

Scratch(スクラッチ)は、パソコンなどの画面上で指示ブロックを組み合わせてプログラミングを行い、ゲームやアニメーションなどをつくるだけでなく、自分の作品を世界の人々に公開することができます。

これらの制作・発信を通じて論理的思考力やコミュニケーション能力を養うとともに、思い描いたものを形にするという創造力を発揮することができます。

 

また、拡張機能を使って自分でオリジナルのブロックをつくることや、ロボットとScratchを連携させ、ロボット制御のプログラムをつくるなどの発展的な学習をすることも可能です。

小学生・中学生におすすめのプログラミング言語② C#(シーシャープ)

C#(シーシャープ)はマイクロソフト社が2000年に開発したプログラミング言語です。

C#(シーシャープ)は特に本格的な3Dゲームづくりや建築に興味がある小学生や中学生の子どもにおすすめです。というのも、C#(シーシャープ)は3Dコンテンツ開発プラットフォーム・Unity(ユニティ)で主に使用されるプログラミング言語だからです。

Unity(ユニティ)とは?

Unity(ユニティ)とは、3Dや2Dの世界での物理演算ツール、マウスでキャラクターや建造物などを作成するデザインツール、プログラムを開発するツールなどがすべて詰め込まれているソフトです。

特にゲーム開発ツールとしてUnity(ユニティ)が他を圧倒しており、世界におけるモバイルゲームの約50%がUnityで制作されています。

Unity(ユニティ)は世界最高峰のゲーム制作プラットフォームと言っても過言ではないでしょう。

 

またUnity(ユニティ)はプロも利用するゲーム開発環境として知られており、「ポケモンGO(ポケモンゴー)」や「スーパーマリオラン」などの人気スマホゲームもUnityでつくられています。

 

Unity(ユニティ)上でC#(シーシャープ)を使えば、キャラクターなどに好きな動きをさせるプログラムをつくることができます。

 

C#(シーシャープ)はUnity(ユニティ)で使用する以外にも、パソコンのソフト開発、Webサイト・Webアプリ開発、スマートフォンアプリの開発などを行うことができます。

近年、ビジネスでの用途が非常に増えており、実用性の高いプログラミング言語の1つです。

小学生・中学生におすすめのプログラミング言語③ Swift(スウィフト)

Swift(スウィフト)はAppleが2014年に開発したプログラミング言語です。Appleが開発したということもあり、iPhoneやiPadのアプリ制作に適しているため、iPhoneアプリやiPadアプリをつくりたい子どもにおすすめのプログラミング言語です。

 

Swift(スウィフト)の学び方と学習メリット

Swift(スウィフト)はプログラミング言語の中では歴史が浅いため、学習環境があまり整っていないといわれますが、Swift(スウィフト)を利用したプログラミングの手法を学ぶことができる「Swift Playgrounds(スウィフトプレイグラウンズ)」を利用して段階的に学習を進めることができます。

 

Swift Playgroundsは、Swift(スウィフト)を使ってパズルを解きながらテキストコーディングを学ぶことができるアプリです。MacとiPadに対応しています。

 

小学生や中学生の子どもがSwift(スウィフト)を学習する最大のメリットは、身近なiPhoneアプリの制作ができるということでモチベーションを高めやすいことと、Swift (スウィフト)とXcode(エックスコード)だけで作業環境が整えることができることです。

 

Xcode(エックスコード)は、Apple製品(Mac/iPad/iPhoneなど)のアプリケーションの開発環境です。

 

Swift(スウィフト)を学ぶ際の注意点としては、初心者にとってやや難易度が高い点が挙げられます。

小学生・中学生におすすめのプログラミング言語④ Python(パイソン)

Python(Python)は、近年ビジネス実務や研究分野に留まらずプログラミング学習においても人気が高まっているプログラミング言語です。

 

人工知能(AI)やディープラーニング(深層学習)に活用されているにもかかわらず、コードがシンプルで初心者でも学習しやすいといわれています。

YouTube(ユーチューブ)やInstagram(インスタグラム)もPython(パイソン)を用いてつくられています。

Python(パイソン)の難易度は?

Python(パイソン)は、プログラミングの基本を理解する段階までであれば比較的簡単に扱うことができます。

しかし、下記のような作品をつくるためには高度な技術が必要になります。

 

 ✓ゲーム・・・前述のC#を利用できるUnityよりも開発環境の扱いが難しい

 ✓Webアプリ・・・Flask(フラスク)やDjango(ジャンゴ)などのフレームワーク(必要な機能をまとめた枠組み)の理解も必要です

 ✓人工知能(AI)・・・Python(パイソン)自体かつプログラミングへの深い理解が必要で、初心者が踏み込むには難易度が高い

 

Python(パイソン)と用途が似ているプログラミング言語としてはRuby(ルビー)があります。

Ruby(ルビー)は国産のプログラミング言語で、日本語での学習環境も多いためPython(パイソン)同様、プログラミングの基礎を学ぶためのおすすめプログラミング言語です。

子どもがプログラミング言語を学ぶメリットとは?

子どもがプログラミングを学ぶ主なメリットとしては、論理的思考力や創造力を伸ばすことができる点などが挙げられます。

さらに、ビジュアルプログラミング言語から発展してC#などのテキストプログラミング言語を学ぶメリットとしては、以下の点があります。

 

 ✓キーボードタイピングを身につけるきっかけになる

 ✓スマートフォン向けアプリ開発や3Dゲームの制作など、ビジュアルプログラミング言語では制作に限界があるものをつくることができる

 ✓実際に社会で使用されているプログラミング言語を学習することができる

 

大幅なIT技術の進歩が進んでいる中、今の子どもたちが社会に出る10~15年後に今のプログラミング言語が利用されているとは限りません。

しかし、多くのプログラミング言語は根本的な考え方が一緒なため、今プログラミングを学んで損をすることはないでしょう。

プログラミング言語を習得するの際の注意点

子どもがテキストプログラミング言語を習得する際の注意点について解説します。

 

最大の注意点は、ビジュアルプログラミング言語を使うことによってプログラミングを楽しんでいた子どもが、急にプログラミングに対するやる気を失ってしまうことです。

 

特に、プログラミング教室に通わずに家庭で学習をしている場合は注意が必要です。

初心者の子ども1人で、つまづいた際に解決に辿りつくことは難しいでしょう。そういったタイミングで、一気に学習熱が冷めてしまうことがあります。

テキストプログラミング言語学習に必要なスキル

テキストプログラミング言語を学習する際には、必要なスキルがあります。

以下はその一例です。

 

 ✓キーボードタイピングがスムーズにできること

 ✓プログラミングの基礎が身についていること

 ✓プログラミング言語に使われている英語に慣れていること

 

したがって、子どもに対する適切な指導やフォロー、わからないことが発生した際に調べたり、詳しい人に質問できたりする環境が大切です。

やみくもに難易度の高いことに挑戦するのではなく、お子さんのやりたいことや理解度に応じてプログラミング言語や学び方を選択することが大切です。

まとめ

幼児から小学生、そして中学生まで、子どもにおすすめのプログラミング言語を5つ紹介しました。

それぞれ用途や学び方、難易度などが異なるということを確認していただけたかと思います。

 

LITALICOワンダー(リタリコワンダー)では、ビジュアルプログラミング言語から、テキストプログラミング言語まで、子どもの興味関心に合わせて幅広くプログラミングを学ぶことができます。

 

お子さんの興味や性格、スキルに合わせて制作するオリジナルカリキュラムを元に授業を進めるため、子どものモチベーション維持や最適な技術獲得に適しています。

ご自宅からでも参加可能な、無料プログラミング体験会も実施しておりますので、お気軽にご参加ください。

  • 和田 沙央里
    和田 沙央里

    監修LITALICOワンダー サービス開発グループ 和田 沙央里(わだ さおり)

    監修
    LITALICOワンダー サービス開発グループ 和田 沙央里(わだ さおり)

    2014年3月株式会社LITALICOに入社。5歳〜高校生の子どもたちが通うIT×ものづくり教室「LITALICOワンダー」の立ち上げで渋谷教室の開設当初から約3年間、300名以上の通塾生徒にプログラミングの指導を続けた。2016年度は総務省「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業のプロジェクト責任者を務めた。現在はカリキュラム・教材開発に携わる。大学では発達心理学・教育心理学を専攻し、卒業後は都内の大手IT企業で金融系基幹システムの開発に従事、現職に至る。
    著 :『使って遊べる!Scratchおもしろプログラミングレシピ』翔泳社
    監修:『スラスラ読める UnityふりがなKidsプログラミング ゲームを作りながら楽しく学ぼう! 』インプレス社
    監修:『子どもから大人までスラスラ読める JavaScriptふりがなKidsプログラミング ゲームを作りながら楽しく学ぼう! 』インプレス社
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