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プログラミング教育コラム

公開日:2023.02.14

  • プログラミング
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高校生のプログラミング|おすすめの言語や学習方法、プログラミングスクールをご紹介

高校生のプログラミング|おすすめの言語や学習方法、プログラミングスクールをご紹介

2022年度から、プログラミングを含む「情報Ⅰ」が高校で必修化されたこともあり、プログラミングに興味のある高校生が増えているのではないでしょうか。

 

一方「本当に高校生のうちからプログラミングを学んだ方がいいの?」や「高校生はどの言語を選ぶべき?」「高校生のプログラミング学習方法は?」など、さまざまな疑問を抱いている方もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで今回は、高校生がプログラミング学習をするメリットや、おすすめのプログラミング言語、学習方法について解説していきます。

高校生からプログラミングを学ぶメリットとは?

高校生からプログラミングを学ぶメリットとは?

 

プログラミングは、社会人になってからでも学習することができます。

 

しかし高校生のうちから学ぶことで、大人になってから学習をスタートするよりも、時間をかけて知識を吸収したり、実践的な経験を多く重ねたりすることが可能です。

 

また、その他の高校生がプログラミングを学ぶメリットとしては「論理的な考え方や問題解決能力が身につく」「高校の授業や大学受験に備えられる」「将来の選択肢が広がる」といったことが挙げられます。

 

ひとつずつ、項目にわけて見ていきましょう。

論理的な考え方や問題解決能力が身につく

高校生がプログラミングを学ぶメリットのひとつが、プログラミング学習を通して、社会や日常生活のなかで役立つさまざまな能力を育めることです。

 

例えば、以下が挙げられます。

  • 論理的思考力(物事を順序立てて考える)
  • 問題解決能力(問題を見つけて解決する力)
  • 創造力(アイデアをゼロから生み出し形にする力) など

これらの考え方やスキルは、数日や数週間ですぐに身につけられるようなものではありません。

 

そのため、高校生のうちからプログラミング学習の中で、少しずつ養うことが大切です。

 

また、論理的思考力などを鍛える方法は以下の記事で詳しく解説しています。

高校の授業や大学受験に備えられる

2022年度から、高校ではプログラミングの内容を含む「情報Ⅰ」が必修化され、高校生全員がプログラミングを習うことになりました。

 

また、注目したいポイントは、2025年1月の大学入学共通テストからは、新たに「情報」の教科が追加される予定であることです。

 

つまり、高校生のうちからプログラミングを学習することは、学校の授業だけでなく、大学受験に備えることにもつながると考えられます。

将来の選択肢が広がる

高校生のうちからプログラミングスキルを養うことで、将来の選択肢が広がる可能性があります。

 

まず、日本においては「今後もますますIT化は進むものの、将来的に40~80万人規模のIT人材が不足するのではないか」と予測されています。

 

つまり「IT人材の需要はあるのに、ぜんぜん足りない」という状況になり得るため、プログラミングの知識や技術があるだけで、将来的に就ける仕事の幅がぐんと広がるでしょう。

高校生必見!プログラミングスキルがあると就きやすい仕事とは?

プログラミングスキルがあると就きやすい仕事としては、プログラマーやエンジニアなどがよく知られています。

とはいえ「どのようなサービスを作るのか」や「何をプログラミングするのか」は、入社する企業や関わる業界によって異なるため、イメージがつきにくいのではないでしょうか。

 

例えば、以下のような現場で活躍することができます。

  • アプリ開発
  • Webサイト制作
  • ゲーム開発
  • AI(人工知能)開発
  • 経理システムや給与計算システムなどの開発
  • 家電の組み込みシステム開発

上記はほんの一例です。

 

もしこのような仕事に興味があるのであれば、高校生のうちからプログラミングを学ぶ価値は十分にあると言えるでしょう。

高校生におすすめのプログラミング言語とは?

高校生におすすめのプログラミング言語とは?

 

プログラミング言語とは、プログラムを書くために使う言葉のことです。

コンピューターに命令するときには、このプログラミング言語を使い、コードを書きます。

 

そして、プログラミング言語には数多くの種類があるため、目的やレベルに合わせた言語を選ぶ必要があります。

ここでは、高校生におすすめの言語をピックアップしました。

なお、高校の授業でどのプログラミング言語を習うかは、とくに定められていません。

 

アシアル情報教育研究所が実施したアンケート(「情報Ⅰ」で指導予定のプログラミング言語について)では、「Python」や「JavaScript」などの名前が挙げられています。

ただし、高校によって、どの言語を学ぶかは異なるということを知っておきましょう。

Python(パイソン)

Pythonは、WebアプリやAI(人工知能)などの開発現場で活用されているプログラミング言語です。

 

身近な例を挙げると、YouTubeやInstagramなどのサービスの開発にもPythonが使われています。

 

また、AIの開発にも向いていることから、将来性のある言語としても注目を集めています。

Pythonを扱える人材は、採用サイト上でもよく募集されていることから「ゆくゆくはプログラミングに関係する仕事をしたい」と考えている高校生にもおすすめの言語です。

JavaScript(ジャバスクリプト)

JavaScriptは、ブラウザ上のWebページに動きをつけるときによく使われています。

 

その他にも、Webアプリを開発できたり、Webサイト上に自動スクロールなどのさまざまな機能をつけたりできるなど、汎用性の高さもおすすめポイントのひとつです。

 

主にWeb制作の開発現場で活躍してくれるでしょう。

プログラミング初心者の高校生にも学びやすく、初めて学習する言語としても人気があります。

 

ちなみに、名前が似ている「Java(ジャバ)」とはまったく異なるプログラミング言語であることを知っておきましょう。

 

Ruby(ルビー)

Rubyは日本人のまつもとひろゆき氏が生み出した国産のプログラミング言語です。

 

主に、Webサービスやアプリの開発に使用されており、大手レシピサイトのクックパッドや、仕事のマッチングサイトであるクラウドワークスもRubyで開発されています。

 

Javaなどの習得難易度が高い言語に比べて、コードが短くシンプルである点が特徴で、プログラミングを始めたばかりの高校生におすすめの言語です。

PHP(ピーエイチピー)

PHPはWebアプリの開発でよく使用されているプログラミング言語です。

 

「コードがシンプル」や「ネット上に情報が多い」などの理由から、プログラミング初心者でも学びやすく、企業からの需要も高いと言われています。

 

ただし、Webアプリ以外の開発にはあまり向いていないというデメリットもあるため「何を作りたいのか?」「何のために学習したいのか」が明確な高校生におすすめです。

Java(ジャバ)

JavaはWebサービスやアプリ、企業や工場のシステムなど、幅広い開発現場で活用されています。

 

大手企業からの需要も高いことから、将来的にエンジニアやプログラマーとして活躍したい高校生は、注目しておきたいプログラミング言語と言えるでしょう。

ただし、JavaはPythonやJavaScriptに比べて、習得までの難易度が高いという特徴があります。

 

そのため、本格的にJavaを学びたいのであれば、プログラミング教室などで、人から教えてもらう方法も視野に入れた方がよいでしょう。

高校生のプログラミング学習方法とは?

高校生のプログラミング学習方法とは?

高校生のプログラミング学習方法としては、以下の4つが挙げられます。

  • 本を読む
  • 学習サイト(アプリ)を利用する
  • プログラミング教室に通う
  • オンライン講座を受ける

 

それぞれの学習方法の特徴を把握したうえで、どれにするのか選びましょう。

本を読む

プログラミングの関連書籍を活用して、独学する方法も選択肢のひとつです。

 

ただし、書籍には「高校生向けに書かれているタイプ」や「プログラミング言語に特化しているタイプ」など、いくつか種類があります。

 

そのため、学習する本人の目的に合わせて、一番学びやすい書籍を見つけることが大切です。

とくに、最初のうちは、カラフルで図解の多い内容のものを選ぶことをおすすめします。

 

もしも、ネットショップで購入するのであれば、必ず「試し読み」のシステムを利用して、中身がどのような雰囲気か、チェックしましょう。

学習サイト(アプリ)を活用する

パソコンやタブレットなどの端末とインターネット環境があれば、ネット上の学習サイトを

活用してプログラミング学習をすることも可能です。

 

高校生の場合、以下のような学習サイトやアプリがおすすめです。

  • コードモンキー(ゲーム感覚で学べる)
  • progate(スライド形式&実践的に学べる)
  • ドットインストール(3分動画ですきま時間に学べる)
  • Schoo(生配信の授業で学べる)
  • CODEPREP(穴埋めドリル形式で学べる)

一部無料の学習サイトも多くあるため、まずは無料の範囲内でチャレンジしてみましょう。

プログラミング教室に通う

プログラミングをより効率的に深く学びたい高校生は、プログラミング教室に通う方法も視野に入れましょう。

高校生のうちからプログラミング教室に通うメリットは下記の通りです。

  • プログラミングのプロに学べるため、質の高いスキルが身につく
  • わからないところを質問できるから、挫折しにくい
  • 同じ目的や趣味を持つ仲間と一緒に学べるから、楽しく続けられる
  • プログラミング教室に通う時間が決まるから、メリハリのある高校生活が送れる

これらは、書籍や学習サイトを活用した独学のみでは得られにくいメリットでもあります。

 

プログラミング教室によっては、定期的に無料の体験授業を開催しています。

まずは「教室の雰囲気に馴染めそうか」「講師や学習内容との相性は良さそうか」知るためにも、体験授業に参加することをおすすめします。

オンライン講座を受ける

プログラミング教室が近くにない場合や、教室までの移動時間や交通費をかけたくない方は、プログラミング教室のオンライン授業を受ける方法もあります。

 

パソコンとインターネット環境さえあれば、全国どこからでも学べる点がメリットです。

 

ただし、プログラミング教室と同じく、講座によってクラスの人数(グループ制かマンツーマンか)や授業内容は大きく異なるため、まずは体験してみるといいでしょう。

高校生におすすめのプログラミングスクールは?

高校生におすすめのプログラミングスクールは?

 

LITALICOワンダーは、5歳から高校3年生までを対象としたプログラミング教室です。

 

初心者向けの簡単なプログラミング学習から、本格的なプログラミングによるゲーム制作やWebサイト作りまで、一人ひとりのレベルに合わせて楽しく学びながら、将来に役立つさまざまなスキルを高校生のうちから養える点が特徴です。

 

教室があるのは東京・神奈川・埼玉・千葉ですが、オンライン授業もおこなっているため、教室に通うことなく自宅で学習することもできます。

無料のプログラミング体験授業(教室・オンライン)も実施しているので、まずはお気軽にご参加ください。

高校生のプログラミングについてまとめ

高校生のプログラミングについてまとめ

 

高校生のうちからプログラミングを学ぶと、論理的な考え方や問題解決能力が身につくだけでなく、学校の授業や大学受験に備えることにもつながります。

 

プログラミング言語にはさまざまな言語があります。そのため、自分がプログラミングを学ぶ目的やレベルに合わせて、選択することが大切です

 

高校生のプログラミングの独学方法としては、書籍やネット上の学習サイトを利用する方法が挙げられます。

 

より本格的にプログラミングについて学びたいときは、プロから学べるプログラミング教室などの活用も検討しましょう。

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