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プログラミング教育コラム

公開日:2022.09.30

  • プログラミング
  • ロボット

人気・おすすめのプログラミングロボットをご紹介|自宅での学習方法や教室に通うメリットも解説します

人気・おすすめのプログラミングロボットをご紹介|自宅での学習方法や教室に通うメリットも解説します

プログラミングロボットは、学校やプログラミング教室での授業に取り入れられることも多く、プログラミング学習の教材として注目されています。

 

「楽しみながらプログラミング学習ができる」などのメリットがあるプログラミングロボットについて、どんな種類があるのか気になっている方も多いのではないでしょうか?

 

今回は、おすすめのプログラミングロボットをピックアップしてご紹介します。

 

さらに、プログラミングロボットを使った学習方法や、プログラミング教室に通うメリットについても解説していきます。

プログラミングロボットとは?

プログラミングロボットとは?

 

プログラミングロボットとは、その名の通り「プログラミングをすることにより動かせるロボット」のことです。

小学校などの教育現場や、自宅学習用の教材としても活用されています。

 

プログラミングロボットは主に、下記のような2種類のタイプがあります。

 

  1. すでに完成しているロボットを使いプログラミングをする
  2. ロボットの組み立てからおこない、その後プログラミングをする

 

プログラミング学習の教材として、よく見かけるのは②のタイプです。

プログラミング学習にロボットを使うメリットは?

プログラミング学習にロボットを使うメリットは「勉強というよりも、おもちゃで遊ぶ感覚でわくわくしながら楽しく取り組めること」です。

 

また、自分の手でロボットを動かしているという達成感が得られるため「次はこういう動きをさせてみよう」などと、想像力が刺激され、飽きずに続けやすい点も魅力のひとつです。

 

とくに、ロボットの組み立てから楽しめ、複数の形に作り替えられるプログラミングロボットは、ものづくりが好きな子どもにぴったりの教材と言えるでしょう。

プログラミングロボットで学べることや身につく力は?

子どもたちは、ロボットを一から組み立てたり、試行錯誤しながらプログラムを組んだりするなかで、多くのことを身につけることができます。

 

その一例をご紹介します。

 

  • 発想力(アイデアを思いつく力)
  • 創造力(新しいものを形にして生み出す力)
  • 計画力(目標に向かって、計画を立てる力)
  • 問題解決能力(トラブルの原因を見つけて、解決する力) など

 

これらの能力は、将来社会に出て働く際や、日常生活でも役立つ要素です。

もちろん、ロボットを動かすためにプログラミングをおこなうため、プログラミングスキルの向上にも繋がります。

ロボットのプログラミングに使われる言語の種類は?

ロボットのプログラミングに使われる言語の種類は?

 

「ロボットをプログラミングで動かす」と聞くと、難しそうだと感じるかもしれません。

 

しかし、子ども向けのロボットプログラミング教材は、直感的な操作でプログラミングについて学ぶことができる「ビジュアルプログラミング言語」に対応している商品がほとんどです。

 

たとえば、プログラミングロボットの「レゴ® エデュケーション SPIKE™ ベーシック」は、パソコンやタブレット上でブロックを組み合わせてプログラミングができる「Scratch(スクラッチ)」で動かせます。

 

Scratch(スクラッチ)

画像引用:Scratch

Scratch(スクラッチ)上でのプログラミングは、マウスを使って指示の書かれたブロックを組み合わせるだけでできるため、タイピングに慣れていない子どもも気軽に挑戦できます。

 

もちろん、ビジュアルプログラミング言語ではなく、実際の開発現場で使用されているプログラミング言語で動かせるロボットもあります。

 

たとえば、ロボット系の教材のひとつである「レゴ® エデュケーション SPIKE™プライム」は、「ワードブロック(Scratch ベース)」のプログラミング言語で動かすことができます。

 

「どのプログラミング言語に対応しているのか?」や「どうやってロボットを動かすのか?」は、商品情報に記載されているため、購入前にチェックしておきましょう。

プログラミングロボットの選び方のポイントは?

プログラミングロボットの選び方のポイントは?

 

プログラミングロボットのなかから、どれを選べばよいか迷っている方へ向けて、選び方のポイントについて解説していきます。

対象年齢や難易度

プログラミングロボットには、対象年齢が設定されているため、必ずご確認ください。

 

また、年齢だけを目安にするのではなく、難易度にも注目しましょう。

 

ロボットを組み立てる商品の場合、パーツ数が多いほど難易度が高くなると考えられます。

初心者の場合、パーツ数が少なめの基本セットやベーシックセットなどがおすすめです。

パソコンやタブレットが必要かどうか

ロボットを動かすときに、パソコンやタブレットが必要かどうかも見ておきましょう。

 

小学生以上を対象とした商品の場合、上記の端末にアプリやソフトをダウンロードし、プログラミングをおこなうタイプがたくさん販売されています。

 

一方、パソコンやタブレットが不要なプログラミングロボットもあるため、状況や好みに合わせて選びましょう。

段階的に学べるロボットもある

プログラミングロボットのなかには、「レゴ®エデュケーション SPIKE™プライム」のように、基本セットに拡張セット(追加で購入)を組み合わせることで、より高機能なロボットが作れるタイプもあります。

 

このようなプログラミングロボットは、年齢やスキルに合わせて、段階的な学習ができるため、長期的に使えるロボット教材をお探しの方におすすめです。

人気・おすすめのプログラミングロボットをご紹介

プログラミング教室や、学校教育でも活用されているロボット教材をご紹介します。

レゴ®エデュケーションSPIKE™ベーシック

レゴ®エデュケーションSPIKE™ベーシック

 

レゴ®エデュケーションSPIKE™ベーシックは、レゴ学習システムのひとつとして開発された、小学校低学年~中学年向けの学習教材です。

 

ブロックのおもちゃとしても有名なレゴを使い、ブロックを使っていろいろなものを組み立てながら、プログラミングに必要な考え方や基礎的なスキルなどを、年齢や習熟度に応じて段階的に学んでいくことができます。

 

ただし、レゴ®エデュケーションSPIKE™ベーシックは、基本的に教育現場で活用される商品であるため、興味のある方は、本製品を教材にしているレゴスクールや、プログラミング教室がないかチェックしてみるとよいでしょう。

embot(エムボット)

画像引用:TAKARATOMY

 

embot(エムボット)は、6歳以上から楽しめるプログラミングロボット教材です。

 

付属のダンボールを使ってロボットを作り、アプリでプログラミングをして動かします。

 

ロボットの組み立てといっても、切る・折る・差し込むなどの簡単な作業のみで完成するため、ものづくりが初めての子どもにもおすすめです。

 

また、アプリでのプログラミングは5段階にレベルが設定されているため、年齢やプログラミングの理解度に合わせて、ゆっくりと学習を進めていけます。

KOOV®(クーブ)

画像引用:KOOV

 

KOOV®(クーブ)は、株式会社ソニー・グローバルエデュケーションが販売しているプログラミングロボット教材です。

対象年齢は8歳以上です。

 

最小限のパーツがセットになった「スターターキット」、すべてのパーツが含まれている「アドバンスキット」、学校教材用の「ベーシックキット」の3つがあります。

 

また、一つひとつのブロックが、カラフルかつ透明感のあるデザインである点も特徴です。

 

内部の構造が見えたり、色が重なることによる表情の変化を感じられたりすることから、子どもの想像力をより刺激し、自由な発想をサポートしてくれるでしょう。

アーテックロボ2.0

画像引用:アーテックロボ2.0

 

アーテックロボ2.0は「アーテックロボット×ロボットパーツ×プログラミングソフト」を組み合わせたプログラミング教材です。

 

縦、横、斜めの全方向へと繋がる珍しい形状のブロックを使い、二足歩行ロボットやバトルロボットを作ることができます。

 

ブロックの組み立てを楽しめる「基本セット」と、ロボットづくりの他に体感ゲームや楽器、パーティゲームなどさまざまな遊びが楽しめる「クリエイティブスマートトイ」の2種類が販売されています。

プログラミングロボットは自宅でも作れる?

プログラミングロボットは自宅でも作れる?

 

プログラミングロボットの商品のなかには、家で気軽に作れるものも多数あります。

 

自宅でのプログラミングロボットを使った主な学習方法を見ていきましょう。

 

  • プログラミングロボットを購入して子どもに自由に遊ばせる
  • プログラミングロボットで学べる通信教育を受ける
  • オンライン通話ツールを使ったロボットプログラミングの授業に参加する

 

プログラミングロボットを使った通信教育の例は、毎月、好きなタイミングで自宅学習ができる「Z会プログラミング講座 with LEGO® Education」などが挙げられます。

 

また、プログラミング教室やロボット教室によっては、Zoomなどのオンライン通話ツールを使い、ロボットを使ったオンライン授業を開催しているところもあります。

ロボットプログラミングは教室に通うのがおすすめ!

ロボットプログラミングは教室に通うのがおすすめ!

 

プログラミングロボットを使った自宅学習が思うように進まない場合や、子どもにより深く学んで欲しい場合は、ロボット・プログラミング教室に通う方法もおすすめです。

ロボットプログラミング教室に通うメリット

ロボット・プログラミング教室に通うからこそ得られるメリットを見ていきましょう。

 

  • 専門性が高いプログラミング講師から学べる
  • 「わからない」を上手にフォローしてもらえる
  • 人に質問したり、話を聞いたりする力が身につく(コミュニケーション能力向上)
  • 人に説明する力が身につく(プレゼンテーション能力向上)
  • 同年代の子と一緒に学ぶことで、独学にはない楽しさを味わえる
  • 同じクラスの子と刺激を与え合いつつ、目標を目指せる
  • 小学校以外の場で友達ができやすい など

 

プログラミングスキルは、一人で自宅学習しても習得できますが、独学の場合は、上記のようなメリットは得られにくいと考えられます。

 

とくに、一人で黙々と勉強するのが苦手な子どもにとって、ロボット・プログラミング教室の活用は、よい選択肢のひとつと言えるでしょう。

LITALICOワンダーのロボットプログラミング教室

LITALICOワンダーは、ロボット作りやプログラミングを通して、子どものわくわくや興味を引き出し、創造する力・課題を解決する力・物事を論理的に考える力を養います。

 

一人ひとりの興味や関心に合わせたオーダーメイドのカリキュラムなので、子ども自身が好きなことを軸に学習できます。

好きなことを追求するなかで、表現の幅をひろげたり学びを深められる点が大きな特徴です。

 

ものづくりが好きな子どもには「ロボット教室」、ゲームやパソコンが好きな子どもには「プログラミング教室」がおすすめです。

 

オンライン教室もあります

 

LITALICOワンダーのオンライン教室は、スタッフ1人につき生徒2人までの少人数制です。

 

スタッフとは、パソコン画面上でお互いの顔が見える状態でやりとりをするため、わからないことがあったときは対面授業と同じようにすぐに質問できます。

 

また、教室まで通う必要がなく、全国どこからでも参加できるので、家の近くに教室がないときや、自宅で深く学びたいときにぴったりの学習方法です。

 

無料体験も可能です

 

LITALICOワンダーでは、無料体験授業を開催しています。

 

  • 「雰囲気に馴染めるか?」や「授業についてけるか?」などの不安を解消したい
  • ロボット・プログラミング授業でどんなことをしているのか知りたい
  • どのコースにしようか迷っているから、両方受けてみたい
  • オンライン授業で子どもの集中力が続くか試してみたい など

 

このようなニーズにお応えできるため、ロボット・プログラミング教室に興味のある方は、ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

プログラミングロボットのまとめ

プログラミングロボットのまとめ

 

プログラミングロボットは、各メーカーから対象年齢やタイプの異なる幅広い商品が発売されており、家電量販店やネットショップで簡単に購入して自宅学習ができます。

 

子どもの年齢やスキルに応じて、段階的に学べる教材も多く、楽しみながらものづくりやプログラミングを学んでいくことができます。

 

また、プログラミングスキル以外にも、創造力を働かせたり、問題を解決する力を養うことができるのもプログラミングロボットの魅力のひとつです。

 

子どもが独学でのプログラミング学習に対して苦手意識を持っている場合や、「もっと深く学んでみたい」と思っている場合は、プログラミング教室の活用も検討してみましょう。

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