最終更新日:2023.03.20
公開日:2022.09.02
- プログラミング子ども
子どもにおすすめの無料のプログラミング学習サイトを紹介!
子どもがプログラミングを学習する方法はいくつかあるため、「どの学習方法が一番いいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、子どもがプログラミングを学べる学習サイトやアプリ、ゲームやおもちゃをご紹介します。
また、子どものプログラミング学習が自宅でできるかどうかや、プログラミング教室を活用するメリットなども解説していきます。
子どもにおすすめのプログラミング学習サイトやアプリ
まずは子どものプログラミング学習ができるサイトやアプリを3つご紹介します。
Viscuit(ビスケット)
画像引用:ビスケット
対象年齢の目安:3歳〜7歳
Viscuit(ビスケット)は、誰もが使いやすいプログラミング学習ツールです。
仕組みそのものは簡単ですが、発想次第で絵本やゲームなど幅広い作品が作れるため、年齢やプログラミングのスキルに合わせて自由に楽しむことができます。
公式サイトには、遊びについて解説している動画が公開されているため、「何からしていいかわからない」というプログラミング初心者の方にも安心です。
また、パソコンの他、スマホやタブレットでも使用できます。
Scratch(スクラッチ)
画像引用:Scratch
対象年齢の目安:8歳〜16歳
Scratch(スクラッチ)は、アメリカのマサチューセッツ工科大学のメディアラボで生まれ、さまざまな国で活用されている学習ツールです。
日本でも、プログラミング教室などの教育現場によく導入されています。
Scratch(スクラッチ)を使えば、簡単なゲームやアニメーションを作りながら、プログラミングの考え方を学ぶことができます。
また、基本的にパソコンのマウスを使って操作するため、タイピングに慣れていない子どもが使いやすい点も魅力の一つです。
Progate(プロゲート)
画像引用:Progate
対象年齢の目安:13歳〜
プロゲートはパソコンやスマホでプログラミング学習ができるサイトです。
受講者はまずスライドによる説明を理解し、その後、手を動かして実践する流れで学んでいきます。
JavaScript(ジャバスクリプト)やPython(パイソン)、Ruby(ルビー)など、幅広いプログラミング言語の学習内容から選択できます。
また、「経験値」や「レベルアップ」など、ゲームのようなシステムがあるため、楽しく学習することが可能です。
無料でプログラミングの学習ができるサイトはある?
プログラミング学習が無料でできるサイトは意外とたくさんあります。
前の項目でお伝えした「Viscuit(ビスケット)」や「Scratch(スクラッチ)」は、基本的に無料で活用することが可能です。
また、基本コースや一部のみを無料で使えるパターンの学習サイトも見られます。
例えば、「Progate(プロゲート)」は、初級編の一部を無料で利用できます。
その他、スマホでゲームを作れるアプリ「Springin’(スプリンギン)」もアプリをダウンロードすれば、無料で遊べます。
興味のある学習サイトに「無料」という文字が載っていた場合も、「完全無料」なのか「一部無料」なのか、確認しておくようにしましょう。
子どものプログラミング学習ができるゲーム
子どものプログラミング学習ができるゲーム(アプリ)を3つご紹介します。
マインクラフト(マイクラ)
画像引用:Minecraft
マインクラフトは世界中で親しまれているブロックゲームです。
プレーヤーは、ブロックの海や山が広がる世界を冒険したり、建築物を作ったりして、自由に遊ぶことができます。
注目されているポイントは、ゲームを通して、計画性や問題解決能力、創造力などを育める点です。
これらは、プログラミング学習においても重要な要素と言われています。
また、パソコンでプレイする「Java版」の場合、機能を拡張するソフトウェアを使うことで、ゲーム内でのプログラミングができるようになります。
といっても、いきなり初心者がプログラミングをしようとしても、難しいと感じてしまうかもしれません。
まずは、マインクラフトの世界を楽しむところから始めてみるといいでしょう。
マインクラフトはNintendo Switchなどのゲーム機の他、パソコンでも遊ぶことができます。
無料でプレイできるバージョンもあるため、興味のある方は一度試してみましょう。
CodeMonkey(コードモンキー)
画像引用:CODEMONKEY
CodeMonkey(コードモンキー)の「コードの冒険」は、主人公であるサルのモンタと一緒に冒険しながら、プログラミングを学べるサイトです。
ストーリーは「奪われたバナナを取り返すために旅に出る」という内容です。
小学校三年生〜五年生を対象としているため、難易度が高すぎず、楽しく学べます。
おすすめポイントは、最初の30ステージを無料でプレイできる点です。
「お子さんのプログラミング学習に向いているかどうか」判断するためにも、まずは30ステージクリアを目指してプレイしてみましょう。
Lightbot(ライトボット)
画像引用:Lightbot
Lightbot(ライトボット)は、パズルゲームを通して、プログラミング学習ができるアプリです。
プレーヤーは、コマンド(指示)を組み合わせて、ロボットを動かし、ゲームクリアを目指します。
スマートフォンの他、iPadなどの画面の広いタブレットでも遊べます。
また、3種類のアプリがあるため、子どもの年齢に合わせて選べる点も魅力の一つです。
- Lightbot Junior: Coding Puzzles(4~8歳向け)
- Lightbot – Programming Puzzles(8歳以上向け)
- LightBot Code Hour(無料版)
まずは、どのようなゲームか知るためにも、無料版を試してみるのが良いでしょう。
子どものプログラミング学習ができるおもちゃ
子どもがプログラミングを学べるツールは、サイトやゲームだけではありません。
ここでは、実際に手に持って遊ぶことのできるおもちゃをご紹介します。
レゴ®エデュケーションSPIKE™ベーシック
画像引用:LEGO education
レゴ®エデュケーションSPIKE™ベーシックは、小学校低学年から中学年向けの学習セットです。
レゴブロックを組み立てた後は、実際に動かすことができるため、ものづくりをしながら、プログラミングスキルを身につけることができます。
ただし、レゴ®エデュケーションSPIKE™ベーシックは、主に教育現場で使われている教材です。
興味がある場合は、自宅の近くにレゴ®エデュケーションSPIKE™ベーシックを導入しているプログラミング教室やレゴスクールがないか、探してみましょう。
LITALICOワンダーのプログラミング教室の場合は「ロボットクリエイトコース」の中で、レゴ®エデュケーションSPIKE™ベーシックを使用しています。
レゴ® マインドストーム® ロボットキット
画像引用:LEGO
レゴ® マインドストーム® ロボットキットは、組み立てとプログラミングをどちらも楽しめるおもちゃです。
例えば、5種類のスタイリッシュな電動ロボ(乗り物)を作ったり、Scratchベースのプログラミング言語を使って操作したりすることができます。
ロボットやものづくりが好きな10歳以上の子どもにぴったりのおもちゃです。
mBot(エムボット)
画像引用:ケニス
mBot(エムボット)は、ものづくりからプログラミングまで幅広い学習ができるロボットです。
付属のドライバーを使って組み立てたり、アプリを使って走らせたり、プログラミングに挑戦してみたりと、遊び方は複数あります。
そのため、子どもの成長によって遊び方を変えつつ、長く活用できるおもちゃと言えるでしょう。
公式サイトには、小学校の教材として使った際の事例も記載されています。
ロボットと触れ合いながら、本格的なプログラミング学習に取り組みたいご家庭にぴったりのおもちゃです。
子どものプログラミング学習は自宅でもできる?
最近は、自宅でプログラミング学習ができる教材やサイト、本などがたくさんあるため、上手く活用すれば、子どもが家で勉強することは可能です。
しかし、自宅学習には「自分のペースで進められる」「教室に通う必要がない」などのメリットだけでなく、デメリットもあります。
例えば、「まわりに質問できる人がおらず、挫折してしまう」「一人だと集中できない」などが挙げられます。
自宅学習が向いているかどうかは、子どもの性格や学習環境によっても異なると考えましょう。
もしも不安な場合はプログラミング教室の利用も検討すると良いかもしれません。
子どもがプログラミング教室に通うメリットは?
子どもがプログラミング教室に通うメリットは、プログラミングスキルが身につくことだけではありません。
ここでは「楽しく学べる」や「挫折しにくい」「コミュニケーション能力が養われる」など、3つのポイントに注目してみましょう。
楽しく学ぶことができる
多くの子ども向けプログラミング教室では、ワクワクと学べるような工夫をしています。
具体的には「レゴなどの親しみのあるブロックを授業に取り入れる」や「子どもが自由に考えて創造できるような環境に整える」などが挙げられます。
そのため、子どもの性格によっては、黙々と課題を解く独学と比べると、プログラミング教室の方が、より楽しく学習ができるかもしれません。
また、プログラミング教室での楽しいという感情は、自分から主体的に学ぶ姿勢につながる可能性にも期待できます。
挫折しにくい環境で学べる
プログラミング学習を独学でするデメリットは「わからない点が解決できず、途中で嫌になり止めてしまう可能性があること」です。
子どもの場合、問題をすべてを自己解決することが難しい場合もあるでしょう。
このとき、周囲にフォローできる人がいないと「プログラミングは難しい」という印象だけが残り、苦手意識を持ってしまうかもしれません。
一方、プログラミング教室の場合は、そばに講師がいます。
そのため、子どもはわからないことがあっても安心して試行錯誤し、ときには助けを求めることが可能です。
つまり、学習しやすく、挫折しにくい環境で学ぶことができます。
コミュニケーション能力が養われる
プログラミング教室に通っていると、講師やクラスメイトと交流する場面も出てきます。
例えば、講師に質問したり、アイデアを人へ発表したり、ときには、クラスメイトと協力し合ったりすることもあるかもしれません。
そのため、自然とコミュニケーション能力が養われることに期待できます。
また、プログラミング教室での人との交流は、質問力やプレゼンテーション能力(人へわかりやすく説明する)などのスキル向上にも役立つと考えられます。
子どものプログラミング教室はLITALICOワンダーがおすすめ!
LITALICOワンダーのプログラミング教室の特徴は、「IT×ものづくり」を通して、子どもたちの創造力(新しく価値のあるものを生み出すこと)を育んでいることです。
具体的には、子どもたちが「つくりたいもの」を自分の力で形にして、将来を自ら切り開いていくスキルを身につけられるようにサポートしています。
授業は一人ひとりに合わせておこなうため、パソコン初心者の子どもにも安心して参加できます。
プログラミングの無料体験もできる
LITALICOワンダーのプログラミング教室は、無料体験授業を開催しています。
2コースまで無料で体験できるので、子ども自身が一番興味・関心の高いプログラミングの分野を見つけることができます。
まずは、気軽に参加してみて「教室の雰囲気に馴染めなかったらどうしよう」「授業についていけるかわからない」などの不安を解消していきましょう。
オンラインによる授業も可能
LITALICOワンダーのプログラミング教室は、東京、埼玉(大宮)、神奈川(川崎・横浜)、千葉(津田沼)にあります。
また、オンライン授業であれば、全国どこからでも参加可能です。
オンライン授業といっても、講師と受講者はお互いの顔を見つつ、操作するパソコン画面を共有できる環境です。
そのため、対面形式とほぼ同じように授業を進められます。
LITALICOワンダーでは、オンライン形式の体験授業も行っているので、興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
子どものプログラミング学習サイトのまとめ
子どもがプログラミングを学ぶ方法は、幅広くあるため、子どもの年齢や興味のあるジャンルに合わせて、最適な学習ツールを選ぶことが大切です。
もしも「子どもにプログラミングの面白さを知って欲しい」「遊びを通してパソコンに慣れて欲しい」など、楽しさを重視して選ぶのであれば、プログラミング教室に通うことも選択肢の一つに入れると良いでしょう。
ただし、教室やコースによって雰囲気や授業内容が異なるため、気になるプログラミング教室を見つけたら、まずは体験レッスンに参加することをおすすめします。