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プログラミング教育コラム

2019.06.23

小学校プログラミング教育はいつから必修化?何年生から学ぶの?

小学校プログラミング教育はいつから必修化?何年生から学ぶの?

小学校のプログラミング教育必修化が目前に迫っており、プログラミング学習の注目度や認知度も高まってきています。しかし、何年生からどのようなことを学ぶのかといった、具体的なことについては保護者の方々にも子どもたちにも、あまり浸透していないのが現状です。

 

そこで、今回は小学校でのプログラミング教育がいつから必修化され、何年生からどのように学習するのかについてご紹介します。さらに、家庭やプログラミング教室でプログラミングを学ぶ際には、何年生からスタートするのが良いかについても解説します。

公立小学校では2020年から、中学校では2021年からプログラミング教育が必修化

平成29年に告示されている新学習指導要領において、小学校では2020年から、中学校では2021年からプログラミング教育が必修化されることが公表されています(中学校ではすでに「技術・家庭」の技術分野の授業でプログラミングが導入されていますが、2021年以降の新学習指導要領では「計測・制御システムの仕組みを理解し,安全・適切なプログラムの制作,動作の確認及びデバッグ等ができる」ことなど、従来よりも踏み込んだ内容が記載されています)。

 

しかし、誤解されがちなことですが、小学校・中学校のいずれにおいても「プログラミング」という科目が新設されるわけではありません。そして、新学習指導要領やその他の資料に、何年生でどのようなプログラミングを学ぶのかという具体的な内容が明記されているわけでもありません。

 

学習内容の具体案は新学習指導要領に基づいて、各市町村の教育委員会や各教育現場で詳細が定められていきます。

 

なお、千葉県の柏市など一部の地域では、すでにプログラミング教育を実施している自治体もあります。これは、全国のプログラミング教育必修化の、一つのモデルにもなります。

「小学校プログラミング教育の手引き」などで紹介されている学習事例

文部科学省が公表している「小学校プログラミング教育の手引き」や文部科学省・総務省・経済産業省が中心となって運営している「未来の学びコンソーシアム」では、小学校でのプログラミング学習の学習事例が紹介されています。

たとえば、「小学校プログラミング教育の手引き」では、以下の学習内容が紹介されています。

 

4年生(音楽)・・・様々なリズムやパターンを組み合わせた音楽づくりを、プログラミングを通して学習

4年生(社会)・・・都道府県の特徴を組み合わせて、名称と位置を学習

5年生(算数)・・・プログラミングを通して正多角形の意味を把握し、その理解に基づき正多角形を描く学習

6年生(理科)・・・身の回りに電気の性質を利用した道具があること等を、プログラミングを通して学習

 

また、これらの学習の他に、総合的な学習におけるプログラミング学習指導例が掲載されています。

 

さらに「未来の学びコンソーシアム」には低学年での学習も紹介されています。

 

2年生(国語)・・・主語と述語を組み合わせる学習

3年生(音楽)・・・まとまりのあるリズムやリズムループを作る学習

 

全国に先駆けてプログラミング学習が行われている千葉県柏市では、4年生以降にプログラミング教育を実施し、低学年ではコンピューターに慣れるための時間やローマ字入力の練習時間が設けられています。

 

※未来の学びコンソーシアム
未来の学びコンソーシアムとは文部科学省・総務省・経済産業省が連携して立ち上げた、子どもたちへのプログラミング教育の普及・促進のための活動を行っている組織です。2017年3月の発足以降、協賛企業や全国の教育委員会などの力を集結して、プログラミング教育の質を高めるための様々な取り組みを行っています。

「プログラミング教育=プログラマー養成ではない」

小学校や中学校で行われるプログラミング教育は、プログラマー養成を目的としているわけではありません。ですので、いつからプログラミング学習をスタートすべきかという問題を考える際にも、将来の職業などを強く意識する必要はありません。

 

プログラミングを学ぶメリットは多数ありますが、小・中学校の教育で最も重視しているのは「プログラミング的思考」を身に付けることや、身近な生活でコンピューターの仕組みが利用されていることを知ることです。

 

プログラミング的思考とは、自分が意図する動きをコンピューターにさせるにはどんな命令をどんな順序で行えば良いのかを論理的に考える力のことを指します。物事を論理的に考える力は、将来どのような職業に就く場合でも必要とされる力です。

 

  • ✓小学生からプログラミングを学べるか否かを不安視されている保護者の方は、以下のポイントを押さえておくと良いでしょう。
  • ✓小・中学校でのプログラミング学習は専門的なコードの記述や難しいPC操作を必要とする学習ではないこと
  • ✓PCにあまり触れたことのない小学校低学年の子どもでも、ビジュアルプログラミング言語やプログラミング学習ツールを使ってマウスの操作で視覚的にプログラミングが学習できること
  • ✓多くのプログラミング教室では、幼児や小学校の低学年からでも通えること

 

したがって、「プログラマーになるためには何年生から学ぶべき」「プログラミング学習は低学年の子どもにはまだ早い」などということは、意識する必要はないのです。

プログラミング教育は本人のやる気次第でいつからでもスタートできる

小学校プログラミング教育はいつから必修化?何年生から学ぶの?

結論を言えば、プログラミング教育は子ども本人のやる気次第で、何年生からでもスタートできます。

 

日本に先駆けてプログラミング学習を取り入れている国々においても、プログラミングを通して身に付けられる論理的なものの考え方は、読み書きや計算のように子どものうちに身に付けるべき基礎的な学力という位置づけとしてとらえられています。そして、上述の通り日本の教育も同様の考えに基づいて行われようとしています。

 

小学生がコンピューターでプログラミングを学ぶというと違和感を持たれるかもしれませんが、文章の読み書きや計算と同じように、子どものうちに身に付けるべき基礎的な学力という位置づけです。

低学年・低年齢からプログラミング学習をするにはプログラミング教室がおすすめ

幼児や小学校低学年の子どもがプログラミング学習をするには、家庭でプログラミング学習ツールを利用して学ぶか、プログラミング教室に通うかのいずれかの方法が考えられます。

 

家庭教育はコストを抑えられますし、子どもが自分のペースで学習を進められるというメリットがあります。最近は、オンラインで学べるツールも充実しています。しかし、興味関心やスキルに合うツールが見つからなかったり、教えてくれる人が身近にいなくて長続きしなかったりする場合があるでしょう。

 

プログラミング教室に通えば、スキルや興味に合わせて効果的な学習を行うことができます。また、様々なツールの中から子どものレベルややりたいことに合ったものを選ぶことができます。スケジュールや費用の都合がつけば、プログラミング教室に通われることをおすすめします。

まとめ

小学校プログラミング教育はいつから必修化?何年生から学ぶの?

小学校では2020年から、中学校では2021年からプログラミング教育が必修化・強化されます。

先駆けて導入している海外の国々と同様、日本の教育におけるプログラミング学習では、プログラマーの養成ではなくプログラミング的思考、いわば論理的なものの考え方という基礎的な学力の習得に重きが置かれています。そのため、プログラミング学習は、低学年・低年齢からスタートできる学習であるといえます。

関東圏にプログラミング教室を展開するLITALICOワンダーでは、小学1年生から学習できる「ゲーム&アプリプログラミングコース」・「デジタルファブリケーションコース」、年長児から学習できる「ロボットクリエイトコース」と、低学年からでも入会できるコースが3つ設けられています。それぞれ無料の体験講座も受け付けておりますので、まずは一度、お気軽に無料体験講座にお越しください。

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